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デキる女の彼

2011年01月17日 02:36

今日はこんな話です。

理紗子 34歳 広告部チーフ 前編~デキる女の彼

デキる女でイケテる女でもある理紗子は、独身の34歳。
化粧品メーカー広告部のチーフを担当している。

華やかで仕事もできるのに、浮いたウワサひとつなかった彼女だが、ここ数週間、定時に帰宅する日が続き、部下たちは「チーフにオトコができた」と噂していた。

彼はきっとダンディな落ち着いた年上紳士だろう、といった部下や同僚の期待を裏切って、理紗子の彼は6歳年下のメーカー勤務の中山信一郎という。

「だめよ、まだ。信ちゃんは見てるだけ」
「だって、俺、もうこんなになってるんですよ。限界です」
「だったら、一度抜いてあげましょうか?」

理紗子がきれいな口元を薄く開けて笑う。フェラしてあげようか、と誘っているのだ。この誘いにあらがいきれないのが、信一郎の若さだった。

待ち合わせて食事をし、二人は理紗子のマンションへ向かう。これが付き合い始めてからのデートのパターンだった。

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あなたをオレだけの女(ヒト)に…

そして、信一郎がジレるのを知っていて理紗子は、まず身体の汗を流すのだった。しかし、若い信一郎はたびたび「一人でゆっくり入浴したい」と言う理紗子のバスルーム乱入し、そこでのセックスを仕掛けることも多々あったのだ。

そして――、
あっけなく理紗子のフェラで果ててしまった信一郎はバスルームの床にしゃがみこんで、理紗子を抱きしめる。

「あああ、またやられちゃった。……ったく、いくら年上だからって、そうやっていつもいつも好き勝手しないで欲しいな。男のプライドに関わりますよ」
「あら、私、可愛くて素直なボウヤ大好きよ。よく温まって、身体洗ってらっしゃいね」
恨みがましい信一郎の目に、優雅に笑って理沙子はバスルームを先に出た。

そうしてしばらく経ってから、信一郎が部屋に入ってきた。
「どうしたの? めずらしく長湯だったわね?」

「考えちゃったんですよ。どうすればあなたをオレだけの女(ヒト)にできるのかって」
「あら、今は信ちゃんだけのわたしよ、二股なんてかけないわよ?」
「そうじゃなくて……」

そうじゃなくて…

「どうしたの? めずらしく長湯だったわね?」
「考えちゃったんですよ。どうすればあなたをオレだけの女(ヒト)にできるのかって」

「あら、今は信ちゃんだけのわたしよ、二股なんてかけないわよ?」
「そうじゃなくて……」

ああ、もう!
と、じれったげに信一郎は頭をガシガシかいた。

「理紗子さん、好きだ、大好きだ」
「嬉しいわ。もっと言って」

軽いキスを何度も交わしながら、二人は抱きあう。
「ねぇ、今日って言わなかったけどオレの誕生日なんだよね。そう言ったら理沙子さん、プレゼントくれる?」

「いきなり言われても、何にも用意できないじゃない?」
ワインぐらいしかない、と言う理沙子に、

「だから理紗子さんを全部、オレにください。何しても怒らないで」
にっこりと確信犯の笑みを見せて、信一郎は言った。

「そうね、いいわ。気持ちよくしてくれるならいいわよ」
「その前に、理紗子さんのあやしいひとりH、見せて。俺が言うとおりにしてよ」

いつもは落とす照明を煌々と点けた寝室で、理紗子は目をつぶってオナニーを始めた。

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ここが、イイところなの

ショーツをつけていないバスローブ羽織ったままのあられもない姿で、両脚の膝を立てて、もっともプライベートな部分を左右に押し開いてみせると、信一郎の生唾を飲む音が部屋に響いた。

「ここが、イイところなの」
そう言って理沙子はランプスタンドの引き出しから、細長い棒のようなものを取り出した。スイッチを入れると棒が振動をはじめたので、信一郎にはそれがローターなのだとわかった。

「……ん、……濡れてないとダメね」
ローターを舌先で舐めて、信一郎を見つめる理沙子に、信一郎の男は限界を感じていた。

「オレがいるのに、そんなの使っちゃ嫌だよ。理紗子さん」
「だって、リクエストしたのあなたじゃないの。なら、そうね、ローターアタッチメントをつけて、私を1回、イカせてちょうだい。それからよ」

「了解。女王様……」
信一郎は引き出しの中を探って、ローターにつけるアタッチメントを取り出した。

「ね、女王様、俺とローターとどっちがいいの?」
「うーん、どっちもイクけど、そうねぇ……」

「意地悪言うと、いじめちゃう」
「あら、いっぱい可愛がって愛してちょうだい。乱暴な男は嫌いよ」
「うーん、降参だ。理紗子さん、好きだよ。俺にたくさん愛させて」

情熱的な若い男のキスを受けて、理紗子はうっとりと目を閉じた。
ローターが敏感な女の芯を掠るように、なぞるようにうごめいている。

「ん、優秀ね。信ちゃん。私のイイところ、ちゃんとわかってる」
「でも、俺、理紗子さんの中に入りたい」
「いいわよ。蜜が溢れてきたらね」

やがて荒く乱れた息の中に、二人の身体は一部の空きもなく密着して、  共に快楽の頂点を目指して揺れ動いていた。

 如何でしたでしょうか。

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