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許される片思い
2011年01月05日 22:53
今日はこんな話です。
~帆波(ほなみ)41歳~の場合
許される片思い
「……もう2時だわ。明日に差し支えるから、早く眠らなきゃ」
帆波(ほなみ)は寝付けないベッドの中で、寝心地のよい体位を求めて、身体を反転させたが心地よい眠りの精は降りてきてはくれない。
「……ん、もうっ……」
片思いの彼を考えると、一日仕事で疲れた身体でも、女の部分がほてってくるようで、なかなか寝付けないのだ。
「今夜も……夢の中で……あなたのラブキャンデーで……」
サイドボードの引き出しから帆波が取り出したのは、思い切って通販で買ったローターだった。
贅沢なレースのキャミソールのストラップをずらし、ショーツを脱ぐ。そして、うつぶせになって、ローターをクリトリスにわずかにずれた位置に当て、スイッチを入れた。
帆波は独身の41歳。女ざかりである。父から譲られたレストランを経営する敏腕オーナーだったが、 3年前から一緒に働いている37歳のコックの義男(よしお)に片想いしていた。
義男には婚約者がいる。だから、帆波の想いはどこまでも片思いでなくてはならないのだ。
――でも……夢の中なら。
プラトニックの秘めた想いならば、許されるだろう。帆波は、彼の指先を想像して、目を閉じた。イケメンな義男には真っ白なコック・コートに滲みひとつない前掛けがよく似合う。
首には赤いコックチーフが彼の厨房でのスタイルだ。対して、オーナーの帆波は、ビクトリア朝をきどったアンティークのレースの襟のついた、紺のワンピースに、フリルのエプロンが定番だった。
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秘密のレストラン
――ね、いいでしょ?今夜はお客様の引けが早かったし。厨房に残っているのは、後片付けを終えたあなた一人。フロアには私だけ。秘密のレストランの開店時間よ。
ユニフォームはね。私はワンピースと下着をはずして、殿方の夢だって云う裸エプロンなの。あなたは前掛けをとって、それからズボンのファスナーを……。あら、切れ味のいい、自慢のお肉のナイフはもう元気に上を向いているのね。
帆波の脳裏に映る、みだらな妄想がとまらない。
――ねぇ、あなたのお肉のナイフで、思い切り私の奥を突いてほしいわ。そして、あなたのその繊細な指で、私の乳首を摘んで愛撫して。ローターを徐々にもっとも敏感な位置にずらしながら、帆波は彼を思った。
――そう、それから、敏感なクリちゃんも……。そう、そこよ。ああん、だめ、やめないで。もっと。もっと広げて。
――それからあなたは我慢できなくなったように、いきなり私のクリちゃんにキスするのよ。
――さぁ舐めて、それから甘噛みして。薄くて形のいい唇で、尖らせた舌でクチュクチュと淫猥な湿った音を立てて、私のクリちゃんにたくさん恥ずかしいことをして、責めたててほしいの。
――こういうのって、下克上の愛、って言うんですってね。
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下克上の愛
帆波の考えた言葉だった。
何しろ、帆波が店のオーナーで、年上なのだから、義男は彼女の命令には逆らえないのだ。
――だから、あなたから誘って。私が誘惑したら、あなた、断れないでしょう?店に居辛く感じられても困るし。私のほうが身分が上なのに、ベッドでは、下。ううん、本当は、後ろから激しく突いてほしいの。
――私がうつぶせになると、あなたは乱暴に私の腰を高く上げさせて、恥ずかしいみだらなポーズをとらせるのよ。雌豹のポーズって云うんですってね。ね、早く、その清潔な手で食材を確かめてみて。
――お肉の皮は丁寧に剥かなくちゃね。奥に小さなお豆が一粒、見えるでしょ?そっと押し広げてよく観察してね。ああ、いいわ。見られてるって思うだけでトロトロに濡れてくるわ。ローターはいつしかMAXの動きになって、帆波のあそこを淫らにしていた。
――それから、あなたの太くてたくましいナイフで、お豆の下の秘密の部分を確かめてちょうだい。ほら、すごくきれいな新鮮なピンク色してるでしょう?ちっちゃなお豆ちゃんがぴくぴくして、あなたを誘ってるのが、わかるかしら?いやだわ、ラブジュースがどんどん溢れてくる。
「あ、ああ、いく……いっちゃうわ……」
足の指が反り返り、帆波は目の裏に真っ白な閃光を感じた。絶頂を迎えたのだ。
「……ふふ、私のかわいいラブドロップ。大事な秘密のアイテムね……」
クリトリスに当てたローターを愛しそうに見つめ、そっとキスする。
帆波の妄想では、このローターは義男のすてきにいやらしい指なのだ。
「まだ、奥がうずいているけど…… これでなんとか眠れそう……ね」
できるなら、夢の中でも義男に抱いてほしいと願う彼女だった――。
こんな話は如何でしたでしょうか
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