あの子を助けたい

この間、隠された虐待シリーズ不定期連載にする
予定で少し状況を書いていましたが、
その近況報告の続編です。
後に推敲しますがとりいそぎ日記にします。

あれから暫くは
静かだったようなのですが
私も外出三昧でゆっくり家に
いたことが少なくて

今日、また叫び声が響き、再確認の様子をみること1分。

これは間違いない、いつものあの子だ!・・・と
すぐに外に出たのですが、建物に反響して
どっちから声が聞こえているのかわからない!!

もう、なりふり構わず外に飛び出したので
寒いわ、何も持たないわ鍵開けっ放しやら、
必死に耳をすませたのですが

今回は突然静かになってしまいました。(;;)

これも逆に怖いです。
普通、絶叫して泣き叫ぶ声がぴたっと
静かになることはないので
仕方なく諦めながら家に戻る足取りも重くなりました。

御存知ない方はちょっと前のログまで
さかのぼってくださいませ。

時間をみてトラックバックもつけますが
今は時間がないので、初めて読んだ方は
んー何の話?と思うかもしれません、すみません(..)

・・・昨日も、虐待の話を知人としていたばかりでした。

子供を叩いてもいいの?というママさん向け特集の雑誌があり
ひと昔前には<ここまで敷居を低くフォローしなくても
しつけ・愛情について母親がちゃんと判断できていたはず、
だと色々と話していました。

今はもう、雑誌などでどこまでが躾なのか、
体罰はデメリットでしかないこと、叩きそうになったら
どう心がけてみればいいか　まで書いてあります。

けど、これも有料の雑誌。虐待死させてしまう親が
はたして手にとってお金を払うかというと、
いっそ政府がここまで虐待死が急増してきたら
もう無料配布すべきじゃないの、と、意見が一致しました。

ということで議論していると朝まで生テレビになりそう
な程討論していたので(仲良くです)
やっていられない私はもうお酒がぶがぶ!!
結局明け方コテッと寝てしまいましたが。

「なんとかしなきゃ始まらない」って
言って寝てしまう自分が悲しかった。

時間は待ってはくれない。
こっちから追いかけてつかみとって時間を
作っていかなきゃ。

考えること、行動すること。チャンスを探すこと。
可能性を模索すること。
皆に伝えること。
そういうこと全部。
何かできるかもしれないって思うし、思っていたい。

・・・特に昨日は、虐待事件ばかり耳に入ってきて
とてもきつかった一日でした。
なので討論も白熱教室スパイラル!

丁度、昨日、一昨日と、続けざまに、虐待死させた親の
裁判の公判内容のニュース、2才の娘さんを首をしめて
殺してしまった母親が逮捕のニュースと連続。

さすがに胸が痛くて穴があきそうなくらい
たまらなく悲しくてたまらなかった一日でした。

いつからこんな世の中になったのか、理由も社会背景も
もちろんわかる。

じゃあ私たち大人に何が出来るのか、自分には何が
出来るのか、考えてる。
何も出来ない、一人の力では無理、といったら
そこで終わり。考えるのはタダだからいくら考えても
いいと思っています。

今すぐに日本中の意識を変えることはできない。
そんなこと百もわかってる。

でも、自分の近く半径1m範囲でもいい、ここで出会う
僅かな人たちの意識でもいい、何か知恵をひねって
動ける大人が必要なんじゃないかと思います。

次世代の子供たち、私より年下の人全員がこんな
いやな社会に絶望しないように、そのために年上の大人って
いるんじゃないのかな。

私は若い頃、ろくでもない社会の悪口や批判ばかり言い、
かといって自分は何もしない大人に真っ向から
食って掛かってた。「なんで諦めて何もしないの。」

大抵答えは決まっていて。
「大人になると生活や目先のことに追われて精一杯なんだ」と。

ついでに
「君は若いから、まだそんなことがいえるんだ」と。

大人から、希望の芽を引っこ抜かれているような気持ちに
なっていました。
「君はまだまだ若いね」
そんな言葉は耳タコでした。

確かに、何も出来ない、と真っ向から認めたら
格好悪いし、勇気がない人間みたいに思われるのも
いやだから丁度いい言葉が「大人は仕事や生活に追われて
手一杯なんだ」というのは丁度いい言葉。

でも、本気で世の中の下の世代を見守り背中で
伝えていく大人がどこかに少しずつでも片隅に
いてくれるだけで、年下の子たちは「こんな大人も
いるんだな」と希望を持てるんだと思う。

だから嘘でも「まぁ君は若いから」なんて
言ってほしくないし、「確かに大切な問題だ。
なんとかしたいと思う」と嘘でもいいから
言ってほしいと思う。まるっきり嘘じゃ嫌かもしれないけど
「仕方ないよ」とは言ってほしくないと思っています。

私のまわり、
若い子たちや、子供たちの笑顔が、なんかパッとして
ないの。

若い子たちも、本当はもっと温かく頑張る
大人たちの背中を見て生きていきたいのに、
まともな社会で生きていたいのに。

家庭では、塾だ共働きだで親と目を合わせることなく
適当なさじ加減の気遣いで深入りしないまま。

学校ではいじめられないように気を遣って
コミュニケーション。

今生きている社会を見渡しても希望に溢れるニュースより
悲しくてやりきれないようなニュースばかり。

テレビから伝わるニュースはろくでもなく
悲しいし、そばにある現実はとんでもなく孤独だし、
そんな中にいたら、いやでもグレてみたり、スネてみたり
ネトゲーにはまってみたりしてしまうのも無理ないと
思う。

そう仕向けさせている社会でもあるし。

誰からも叱られることもなく誉められることもない
社会に生きていると感じたら、
孤独を埋めるためにブログ三昧つぶやき三昧にも
なってしまうのも無理もない。

こんなに孤独な社会になる前に、手を打っていたら
違っていたはず。

でももう取り戻せないから
今から出来ることをまたやり直していかないと
少子化、さらに生んでは殺す親、そして生んでも
虐待してしまう親、生んでから育児放棄する親・・・

まるで動物が動物園で育って子育て本能が薄れて
生まれた赤ちゃんをまったく育てられない
事と今の日本の現実が、かぶってしまいました。

私の知っている子は明け方までひたすら、とりあえず
繋がっていればいい、的なメールばかりしています。

本当は泣きたいはずの感情を麻痺させて
本当は納得いかないことを諦めて生きるなんて
まるで、汗をかきようのない、人生のランナーにされて
しまうような生き方になっちゃう。

少しでも悲しいニュースが流れないように
なんとかしたいと願っても
まだ年も若い彼らには何もうつ術がない。
そんな世の中に絶望してしまうとき、励ます大人が
いてほしいと思う。私もそうありたいです。

そして、悲しいニュースばかり増えないように
社会をリードしていく責任のバトンを
もっと多くの大人が片手から捨てずに持っていてほしい。

次にいつその手にバトンが渡されるかもしれない、
その時はすぐに力になるぞ、って。

今日も、泣き声が隠されてしまって
あの子を助けてあげられなかった。
さくらちゃん、大丈夫?どこにいるの?

今度泣き叫ぶ声が聞こえたら、今度こそ
リラックマのおもちゃとか適当に持っていって
さりげなく「丁度いらないからあげるよどっちがいい?」とか
仲良くなるようにして、ついでに母親とも
世間話をしがてら家に誘い込んでお話を
聞いてみようと思って頑張ってたんだけど・・・

無理でした(;_;)

今、思うこと。

もうじき親子は引っ越してしまうみたい。
その前にせめて仲良くなっておけば(形だけでも)
その後の介入の余地も生まれるのに。
チャンスはあとどのくらいあるんだろう?

もう一つ。
近隣は一体なぜ無関心なんだろう?
なぜ人の家庭のことだからと口を出さない主義に
固まってしまうんだろう!!!

こういう手出しできない現実があるから
虐待がエスカレートしてから保護されている。

昨日の白書で明かされた実態では児童相談所が
保護に動くまで、下手したら一年もかかるケースが。

やっぱり近隣の目、親子関係に気軽に支援してサポートする
民間パトロール隊的な相互扶助のようなNPOがあれば
少しは今よりましになる気がします。

さくらちゃん・・・お願い。助けるチャンスを
私にちょうだい。
どうか、今日虐待されていませんように・・・。

誤字脱字など後で加筆修正します(..)


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ここにあとで少し書くまで

珈琲でも飲んでお待ちくださいましー☆


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鈴虫が鳴いてます

なんかしんみりしちゃいます。

縁側がほしいです。

縁側があれば、お茶とかいれて
月見ダンゴとか食べられるから^^;

そんな秋の夜長なら寂しくないですよねっ(^^　9/29深夜