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未亡人の性事情、聖母にも♀は宿る…

2009年05月19日 09:10

妄想は夜の闇を暴走する。目は冴え、中天を見つめる。天井にうがたれた底知れない暗黒があるのみ。まるで意識ごと取り込まれていくような…
♂はどの位♀を凌辱したのか。子供達の帰りは夕方。長い時間。白日の淫夢のごとく。激しく突く♂、♀もむさぼるように腰を応える。サカリのついた一匹の牝。♂の口ぎたなく辱める言葉の数々は♀の僅かに残された理性をも剥ぎ取り尽す。♂は唸り声を上げ、種汁を♀の子宮深く注ぎ込む。♀のこらえてきた口元は裂け、悦びの叫びが洩れる。完璧なつがいとなった二匹のケダモノは重なり合い… ♂は♀に自身をしゃぶらせて、♀汁を拭わせる。お前は今日から俺の♀だぞ。可愛がってやるからな…
母は懇願でもしたんだろうか。お金をとられて。♂に♀を征服された後、蘇った惨めな理性が子供達の手前の母親を救ったか… 少なくとも母がおかしな男につきまとわれていたようなことはなかった。それは、間違いなくそれ限りだったに違いない。ただ、それは彼女にとって何だったのか。自分には、ふと話したが。自分が警察に届けなかったことをなじれば、おずおずと話をそらそうとした。いかにもうしろめたそうに。今思えば、♀が仄見えたような。40代半ばで、夫を失った母。まだ、素人中年女性などには機会などまるで与えられなかった時代。彼女の♀にとっては、悪夢であれ夢のような時間だったのかも知れない。今は、80代半ばを過ぎて。足腰もおぼつかなくなってしまった母だが…
もちろんその時何があったのかなどと、聞く由もない。耳も遠くなり、軽いボケも疑われる母。もう覚えているはずもないか…
そう言えば、その頃によく訪ねてきたオヤジがいた。年齢は50代半ばだったか。近所と言えば近所。でもそれほどでもない。自分などは何故かそこに違和感を感じた。当時はまだ55歳定年が一般的だったりした時代。定年直ぐでヒマだったんだろう。しかし、父親の生前はほとんど訪ねて来たこともないそのオヤジが。毎日のように入り浸るとは…
今思えば、明らかに異常。オヤジにはもちろん家族があり、孫までいたのだが。町内のことなど色々相談に乗ってくれたり。野菜とか色々分けてくれていたような気もする。それは、自分が結婚して家を出るまで、十年は続いた。まあ、♂と♀としては何もなかっただろうと思うが。だだ、訪ねてくるのが度重なるにつれ、オヤジも母も態度が妙に馴れ馴れしくなって…

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