- 名前
- 真夜中の翼
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 一緒にいて、時には刺激的でドキドキするような、また時にはホッと安心できるような素敵な...
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Y子、STONES、結婚、離婚、そして・・・ その3
2008年11月30日 23:57
ストーンズの来日公演が
大学時代の仲間のうちのロック好きなメンバーでの
同窓会的なものになりつつあった。
ライブの後、いつものようにバーに入り近況報告などをする。
それまで離婚してきたことを話していなかったのだが
「お子さんはできたの?」というY子に応えるかたちで
離婚したことを告げる。
「何があったの?」と訊くみんなに対して
「色々あって・・・」と口を濁すオレ。
「うちも危機なんだ・・・」とY子が呟く。
「うちも色々あってね・・・」
いつもなら、こんな暗くなった場の雰囲気を一気に明るくしてくれる
Aがこの日は仕事の都合で来れなかったので、
早めにお開きになった。
オレとY子は乗り換えで新宿で降り、別れようとしたところ
Y子がもう少し、一緒にいて欲しいと言うので、
バーに行くつもりで学生時代に良く行ったDの方に歩いていたら、
「明日、お休みよね?」と訊いてくる。
「うん」
「なら、朝まで一緒にいてくれない?」と言う
こんな積極的なY子は初めてだった。
Y子は予約していたホテルをキャンセルし、
オレたちは歌舞伎町のラブホに入った。
二児の母親でもあるY子は学生の頃とは違い、
体型は崩れてはいたものの、
あの頃には無かった女としての色気に満ちており
すごく魅力的であった。
学生時代とは異なり喘ぎ声を漏らすY子。
この日のY子はオレの知らないY子だった。
学生時代のY子はあまり自分の感情を表に出さない
控え目で物静かなコだった。
Hしている時も同じで、ほとんど反応しないコだった。
それが、この日は自らフェラチオをしてくれたり、
上になったりして、セックスを愉しんでいた。
オレはイク時、思わず「愛してる」と口走ってしまった。
「初めて愛してるって言ってくれたね」
付き合っていた頃は、オレはY子に対して
「きれいだね」とか「素敵だね」と言ったことはあるが
好きだとも愛しているとも言ったことが無かった。
嘘をつきたくなかったのだ。
この日、Y子に当時のことを包み隠さず話した。
「そうだったんだ・・・。翼くんに好きな人がいることは
うすうす気付いてたんだけど、片想いなのかなって・・・
だから、いつかこっちを向いてくれないかなって思ってた。
あたしが離婚したら、一緒になってくれる?」
オレは一緒になりたいと誓った。
この日、二人は何度も何度も愛し合った。
その後、ストーンズのライブには行けなくなってしまい
また、Y子もなかなか離婚できず、今日に至っている。
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