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- 神奈川
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- 特になし
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アンタの口はフェラチオ向きだね
2006年03月09日 03:05
セルジュ・ゲンズブール
ヴァネッサ・パラディも カヒミ・カリィも やまだないとも 小西康陽(PIZZICATO FIVE)もワタシも大好きなセルジュ・ゲンズブールは 1928年に生まれ 1991年に死んだ
そしてたくさんの音楽とヤバイ伝説と可愛いシャルロットと4本の映画を残した
ログのタイトルは彼がテレビの公開生番組でゲストのフランスの夫婦ユニット レ・リタ・ミツコのカトリーヌ・ランジェに向かって発言した言葉
そして同じくテレビ番組でホイットニー・ヒューストンには
「I WANT TO FUCK HER」
と発言。。。(笑)
はっきり言って変態であることを カッコいいと思わせてしまうフシギな魅力があると思う
ステキです。。。
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」(1976年フランス映画)
監督・脚本・音楽:セルジュ・ゲンズブール
出演:ジェーン・バーキン ジョー・ダレッサンドロ ユーグ・ケステル ジェラール・ドパルデュー
或 芸術家のコトバ
『痩せている女は本当に素裸だからこそ猥褻だ』
ぺチャパイでおしりもない、男の子のような女の子ジョニー(ジェーン・バーキン)
アメリカの田舎にあるようなダイナーでウェイトレスをやっている
無邪気な目で、バッシュを履いて、ショートカットで、暗い顔をして。。。
絶望的な愛を探している
近くのゴミ捨て場は大西洋のようだった
蝿がたくさん飛んでいて
ある日、素敵なダンプカーはそこへ悲しみを捨てにきていた
都会の悲しみを。。。
でも、退屈な日常を送っていたジョニーには、ふらりと現れたゲイの青年クラスキー(ジョー・ダレッサンドロ)とパドヴァン(ユーグ・ケステル)が、澄んだ空の下、幸せを運んできているように思えた
そして、クラスキーを巡ってジョニーとパドヴァンは、ジェンダーを越えた愛とセックスの三角関係になってゆく
ジュ・テーム(愛しているわ)
モワ・ノン・プリュ(俺?さあね)
ゲンズブールの処女作品
主演は、12年続いた当時の恋人ジェーン・バーキン
今にも壊れてしまいそうな儚げで、か細い声のジェーンのために次々と曲を生み出してきた
1969年に二人が発表した映画と同じタイトルの曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」はジェーンの官能的な吐息がかけめぐる
しかし、この曲、実はゲンズブールの以前の恋人ブリジット・バルドーのために作られたもの。。。
ゲイのクラスキーに恋したジョニー
クラスキーはジョニーを受け入れることができない
「私を男と思って」
痩せたカラダで、痛みに耐え、儚い声で苦痛の叫びをあげて後ろでクラスキーを受け入れるジョニー
好きなヒトに、女として愛してもらえない。。。
その苦しみが痛い程伝わってくる。。。
30年前のフランス映画だけれど、今観ても色褪せない映像、音楽、ストーリー
ゴミ捨て場は蝿だらけで、パーティーでストリップする女達も見事に体系は崩れている。。。
ゲンズブールの恋人ジェーンは劇中ラストまで痛々しく虐められる
ゲンズブールはジェーンがあれだけ美しいから、虐めたくなったのかなぁ?(笑)
それでも全体を通して見事にキマっている
猥褻なシーンと脳裏に焼きつく程美しいシーンのバランス感覚がとてもヨイ!
草原で犬を連れて駆け巡るジェーン
湖で遊んだ後のジェーンの笑顔
ゴミ捨て場をうつぶせで上から眺めているジェーン
どれをとっても忘れがたい。。。
この作品のジェーンはいつの時代でもきっと永遠にシックでしょうね。。。
このウラログへのコメント
ジェーン・バーキンって野島ドラマの美しい人で無造作紳士歌ってた人か、、、
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