ヌード。

綺麗に自身の裸を撮って載せているひと大勢がいる。

下着をつけた状態で胸の辺を撮るひとは案外多い。

胸の谷間だけを撮っているひと。

胸を隠すことなくすべて写しているひと。

お尻を撮っているひと。

太股を上手に撮るひと。

たまに前の部分がうまく隠れるように、でもちらりと毛だけが見えるような感じで写しているひともいる。

うなじを綺麗に見せているひともいる。

他いろいろ……


それは人に見せたいという願望なのか。

女性の心理はよくわかりません。

ヌード写真がここまで氾濫してしまうと、見ていてもまるでドキドキしません。

綺麗な裸体、大いに結構。。

だけど、そこには本当のエロティシズムは感じない。

ヌードってどういうものを本当のヌードと言うんだろう？

僕は本当のヌードを一度でいいから撮ってみたい。

いや、それは撮れるものではないのかも知れない。

撮れるものはいつも表面だけ。

言葉数の少ない身体。

光と影。

曲線。

気配。

？

？

どう撮れば生きている雰囲気をリアルに写せるのだろう。



......