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好きな日本映画について

2008年08月19日 19:39

表のデジログに好きな日本映画を書けなかったので、ウラに趣味欄等が無いのでこちらに書くことにした。
 一応、全て成人映画指定というのもあるので、こちらのが相応しい気もするのでまあ、いいでしょう。

田中登『(秘)色情めす市場』 すごいタイトルの映画ですが、日活ロマンポルノという限られた制約の中で作られた傑作。田中登の作品はほとんどがDVD化されているし、今でも名画座系統映画館では特集とかも組まれることが多いので容易に見ることができると思います。田中登の作品には駄作が少ないので、特集とか組まれていたら、タイトルにかかわらず見に行って損は無いと思います。
他のお薦めは『(秘)女郎責め地獄』、『実録阿部定』、『江戸川乱歩猟奇館・屋根裏の散歩者』、『人妻集団暴行致死事件』

神代辰巳『嗚呼!おんなたち 猥歌』 神代の作品は田中登と違い、駄作も多い。特に東映等で撮った一般映画に駄作が多いので注意が必要。内田裕也はこの映画の直後、若松孝二のところに企画を持ち込み、同じ共演者と一緒に『水のないプール』の主役を演じ、その後の『十階のモスキート』『コミック雑誌なんかいらない!』と主演3部作を放ち映画にのめりこんでいくことになる。神代の他のお薦めは『一条さゆり 濡れた欲情』、『恋人たちは濡れた』、『四畳半襖の裏張り』、『赫い髪の女』

実相寺昭雄『曼陀羅』 実相寺はTBS時代ウルトラマン等を撮っていた監督である。土着と性を描いた〈エロス三部作〉の2作目。一般的には1作目の『無常』の方が評判は良いのだが、大学闘争終焉間近の京都舞台にしていて個人的にはこちらの方が好きです。他のお薦めは『哥』

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