- 名前
- ageha1221
- 性別
- ♀
- 年齢
- 41歳
- 住所
- 岩手
- 自己紹介
- ログはたいてい妄想、もしくは願望。 あと、少し、本当のことも。 コメントお願いします。
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境界線
2008年06月24日 17:45
彼女と別れたと聞いたときに、
彼の気持ちを思い、
自分の気持ちもひどく落ちた反面、
彼がもう誰のものでもないと思ったら、
不謹慎にもほっとした感覚もどこかにあった。
彼の部屋で話を聞いている間、
私は自分のつま先ばかり見て返事をしていたが、
ふと、彼の視線がこちらに向いているような気がした。
見なければよかった。
涙で充血した目がこちらを見ていた。
彼が泣くなんて・・・
私たちの友情はいつだって男前で、
涙なんて見せられたことも、
見せたこともなかった。
思わず、彼の肩に手を置いた。
けれど、探せども彼にかける言葉は見つからなかった。
ふいに彼は私が肩に乗せた手を引いて抱き寄せた。
唇が触れるか触れないかの位置。
それくらい顔が近づいた。
彼の涙目を見て、
彼の背中に手を回さずにはいられなかった。
彼が覆いかぶさるように唇をあわせた。
ぶつかっては離れ、
二人の呼吸が次第に荒くなっていく。
似たもの同士の私たちは、
この行為を最後まで続けてしまったら、
絶対に後悔することは目に見えていた。
けれど、それと同時に、
止めることができないのもわかっていた。
口の中で、彼の舌と自分の舌がぶつかり、
理性が切れかけている体は、
自分の力ではないほどに、
彼に回した手に力が入っていった。
くちゅくちゅと音が鳴る唇を離し、
彼は一度、私の顔を見て、
すぐに首元に舌を這わせてきた。
私の体は次第に後ろに傾いていく。
彼の唇にみみたぶを挟まれたとき、
体の力が抜け、後ろに倒れ、
彼は私の上にまたがり覆いかぶさった。
組み敷くっていうのはこういうことか。
彼の両手は私の両手をしっかりと床に押さえつけた。
首や耳へのキスは、
私の声が大きくなるところばかりを狙っている。
自分がこんなに我慢ができなくなるくらい、
首や耳だけで感じたことがあっただろうか。
彼は、私の両手を頭の上でまとめて片手で押さえ、
服を巻くしあげた。
私は逃げないのに・・・
胸があらわになり、
吸われるための形になっている硬くなった先端に貪りついた。
あまりの快感に身悶え、
押さえつけられていた手が外れた。
彼は両手で私の両胸を握り締め、
両胸の先端に交互に吸い付いていた。
身悶えながら、
彼のジーンズの一番高くなっているところに手を伸ばす。
その感触に彼はびくっと体を揺らした。
彼が感じたことが嬉しくて、
夢中になってベルトときついボタンをはずし、
ジーンズを降ろして、
下着の上からやさしく握ると、彼の高い体温を感じる。
その手を上へ、下へ・・・
私の胸を激しく責めていた彼は、
顔を上げ、荒い息遣いで私を見た。
完全に理性が切れる音がした。
彼は激しく私に口付けたまま、
スカート中に手を滑り込ませ、
下着を剥ぎ取り、
すっかり、とろけてしまっている私のそこに、
指を差し込んだ。
私も負けずに下着から、
彼のを引きずり出し、
先から漏れ始めている汁を使って、
夢中で扱いた。
部屋中に、私と彼の体液の音が響き、
同時に、彼と私の漏れる声も次第に大きくなる。
触れていてわかるくらい、
彼のが大きく、硬く、熱くなる。
限界が近づいたのか、
私の中をかき回していた指を一気に引き抜き、
私の手から自分のものを引き離した。
導かれるように、
彼が私に侵入してくる。
お互いの濡れた感触に、
仰け反り、悲鳴のような声を上げた。
もう、どちらの体液かわからないくらい、
いやらしいぐちゅぐちゅという音が響く。
彼の昇りつめるための動きに、
自分の腰が自然と浮いた。
いつ絶頂を迎えてもおかしくない状態が続く。
彼の見たことのない表情が目に入った。
余裕のない表情。
それを見た瞬間に頭が真っ白になり、
体中で痙攣を起こしながら絶頂を迎えた。
同時に彼も私の中から引き抜き、
痙攣している私の体へ吐き出していた。
抱き寄せられた彼の腕の中で、
「ごめん」とつぶやく声を聞いた。
先に後悔をはじめたのは彼だった。
このウラログへのコメント
ごめん言うな~!!!!(泣 彼が心底君を頼って取った行動だったら、有難うです。許してあげてね~^^:
えーと、実話?
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