遥かな尾瀬・野の花よ！！

尾瀬に行くのには、いくつかのルートがありますが、あおいは、福島県からのルートで、前日に桧の枝股温泉に宿泊し、沼山峠バス停から尾瀬沼湖畔へと辿るコースを選びました。
　このコースは、所要時間が片道１時間ほどの人気のある登山口なのですよ。
　バス停から始まる登山道はオオシラビソの森を抜ける、やや急な20分ほどの登り道です。
　傾斜がなだらかになった頃には沼山峠展望台に到着します。
　沼山峠展望台から見た大江湿原や尾瀬沼の景色からは、尾瀬の雄大さを感じることが出来ます。
　展望台から大江湿原までは、木道や木製階段が整備されているので歩きやすいのです。
　尾瀬は、福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがっているんですよ。
　中心となる尾瀬ヶ原は約 1万年前に形成されたと考えられる、日本を代表する高標高地の湿原で、その大部分は高層湿原であるため、日本最大の高層湿原でもあるのです。
　尾瀬ヶ原のほか、尾瀬沼や至仏山、燧ヶ岳等が含まれる国立公園特別保護地域が「尾瀬」地域なのです。
　遊歩道以外への立ち入りが厳しく制限され、ごみ持ち帰り運動の発祥地であるなど、日本の自然・環境保護運動の象徴でもあるんですよ。