デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

離婚後9~罪悪感と刹那さ~

2008年03月27日 03:19

離婚後9~罪悪感と刹那さ~

つづき・・・・







次の瞬間、彼女を抱きしめてしまった。

きゃしゃな体が壊れそうなほど強く・・・・

そして・・・彼女の唇をも奪っていた。


突然の出来事に驚く様は、
その彼女の体の硬さで伝わってくる。

ほんの2,3秒の出来事なんだろうけど
それはやたら長く感じた。

抵抗をするわけでもない彼女と少し離れる。

怒ってないか・・・、嫌われたのでは・・・、

俺は少し気まずかったが、再び彼女の唇を求めた。

俺の袖を握る彼女の細い腕を振りほどき、
今度は激しく・・・大胆になる自分を抑えられなかった。


少し息が荒くなる彼女の小さな胸を服の上から。

もう片手で彼女の柔らかい髪の感触を。

興奮で鼻息が荒くなる自分に気付き
少し彼女と間を開けた。

今考えると俺は不健全な男だよね。
まだ数回しか会ってない女性にだよ。

でも自分の欲求を抑えることが出来なかった。

後部座席に移動するように促す

その意味を彼女は理解していたのだろう。

言葉には発しないが、あたりを見回し
「ここで・・・?」という素振り

それを見た俺も少し冷静になった。
ま、確かにここでは・・・。

「じゃぁ、移動するね」
と言う俺はすぐに車を走らせた。

しかし、この辺りに土地勘がなく、
右往左往してしまう俺。

彼女の気が変わってしまう前に・・・」

こんな本能はどこで憶えたんだろう。
そんな考えが頭をよぎる。

そんな俺に彼女
「どこかの駐車場でも・・・・」

彼女を二度見するほど驚いたと同時に、
その言葉で興奮する自分がいた。

すぐにコインパーキングを発見。

車を一番奥の目立たないスペースに停めた。

エンジンは掛けたままでライトを消し
俺と彼女は後部座席へ移った。

辺りを見回し、人気がないのを確認すると、
また彼女の唇を奪った。

左手彼女の小さな肩に回し、右手は彼女の胸へ。

その右手を服の下は潜り込ませ、
彼女の胸の感触を直で味わった。

そのまま右手は徐々に下のほうへ。

すると彼女に手首をつかまれた。

無言で彼女の目を見つめる俺に、

「口までならしてあげる・・・・」と。

それ以上の行為を求めていたはずの俺なのに
「いいの・・・?」なんて聞きなおしていた。

すぐにズボンパンツを膝まで下ろす。

なんのためらいもないかのように彼女が・・・・

柔らかい舌と口の感触が・・・・

その感触で俺は快感絶頂に達した。


俺のを口で受け止めた彼女が鼻で喋ろうとしてる。

何を言っているのかは分からないが、
ティッシュを探しているのはわかった。

彼女ティッシュを渡し、
口の中のものを吐き出す彼女を横目に
俺はズボンを履いた。

急いでパーキング入り口に設置されている
自販機で水を買い彼女に口をゆすがせた。

変な罪悪感でその様子を覗う。

彼女が身なりを直し終えた頃合で
俺は運転席に乗り彼女助手席へ。

彼女を送り届ける最中の会話は乏しかった。

別れ際、俺は彼女
「ありがとう」と一言。

それに小さくうなずく彼女だったが、
言葉は何も発しなかった。

その後ろ姿を見届ける俺は罪悪感に包まれる。

そんな罪悪感も芽生えていた俺は車を走らせながら、
同時に欲望を満たした達成感にも酔いしれていた。


車は環状七号線へ。

閉店しているラーメン屋を横目に眺めながら
「もうメールもしてこないだろうな・・・」って。

彼女が「口で・・・」と言ったのは、
それ以上の行為に及ばないための策だったのかと。

彼女なりの小さな抵抗だったのかと。

そう思うと切なかったよ。


まだこの時はね・・・・・



続きは後日に・・・・・

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

サトル

  • メールを送信する

サトルさんの最近のウラログ

<2008年03月>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31