- 名前
- ナナ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 38歳
- 住所
- 福岡
- 自己紹介
- 巨乳かな?アブノーマルないろんなこと教えてください
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
妄想100物語
2007年12月23日 20:46
Chapter 1 <奈菜美>
あれは私が14歳の冬の出来事でした。
あの事件さえなければ私は普通の女でいられたかもしれません。
塾を終えた私は一人、通学路を一人歩いていました。
その辺りは街灯も少なく、日中でも人の通りも少ない場所でした。
しかし、通い慣れた道で、家の近所でもあったので特に不安も
感じたことはありませんでした。
その通りの一角にもう10年以上も前から空家となっている廃屋が
ありました。その空家の前を少し過ぎた角にさしかかった時の
ことです。
いきなり背後からタオルのような布で口をふさがれ、背後から
羽交い絞めにされました。一瞬何が起こったのか理解できません
でした。おそらく恐怖で口をふわがれていなくても声も出なかった
だろうと思います・・・
髪を引っ張られ、腰を抱き込むように体を引きずられながら
私は廃屋に連れ込まれました。玄関は鍵がかかっていません
でした。男は急いでドアを閉め、中に入ってすぐの和室の畳の上に
叩きつけました。
そこで私ははじめて男の姿を見ました。見たこともない中年の男
でした。男は息荒くしたまま、作業着風の服のポケットから
荒縄を取り出し乱暴に私の手首を後ろに回しきつく縛りました。
「んんっ!! んっ! んー!!!」
手首の自由を奪われ、汗くさいタオルが口をふさいで
息もうまくできず、ただうなり声を上げるしかありませんでした。
それでも土とほこりだらけの畳の上を芋虫のように体をくねらせ
逃げようとしましたが・・・
つづく(‐*‐)
このウラログへのコメント
コメントを書く