大好きな彼からのお誘い

恋してはいけない彼なのに　彼はそんなに意識せずに　誘ってくれた
ホテルの入口で彼の手が私から離れたとき　初めて自分の体が震えていることに気づいた

「どうしたの？」と彼がささやく　彼はまだ高校生なのに　こんな状況で私をリードしようとしている
その不釣り合いさが怖い　エレベーターの中での沈黙　彼の指が私の肩に触れ　

ゆっくりと背中を撫でる　それだけで息が上がってしまう「・・・ねえ♡」と私は言いかけて止まる
何を言うつもりだったのか自分でもわからない　ただ「ごめん♡」という言葉だけが喉の奥で渦巻いていた

部屋に入るとすぐに彼が後ろから抱きつき「暑くて汗かいたからシャワー浴びる？」と彼が耳元で囁く
熱い吐息が首筋にかかる　もう理性は働かない　頷くことしかできなかった

浴室のドアを開ける前　彼の目を見つめた「先にシャワー使わせてもらって本当にいいの？」
と問いかけるような眼差し　でも彼の返事はなかった　代わりに指ハート　

優しくて深くて　この瞬間に全てを捧げたくなるようなサインだった
シャワーの音が部屋に響く・・・

あなたに素敵な時間が訪れますように