会社で人気の彼の腕に抱かれる夢を見た

今日は爽やかな目覚め　よく覚えている
「すごい・・・逞しいんだね」私の指先が彼のTシャツ越しに彼の胸板をなぞる

鍛えられた筋肉が私の指の下で微かに脈打つ「ん・・・ちょっとくすぐったい」
彼が目を開けて柔らかく笑う　その眼差しが私を捕らえて離さない

「ごめん！つい触っちゃった♡」慌てて手を引っ込めると
彼の長い指が優しく私の手首を捉えた　温かい感触に思わず息を飲む

「いや・・・もっと触れてほしい」引き寄せられるようにベッドの上で
彼の方へと身体を倒す　心臓の鼓動が早くなるのが分かる　彼の顔が間近に迫る

彼の低い声が耳元で囁く　私の名前を呼ぶその声だけで体中が熱くなる
私も彼の名前を口にする　言葉を交わす代わりにお互いを求め合うように・・・

あなたに素敵な時間が訪れますように