- 名前
- ユリ
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- ♀
- 年齢
- 42歳
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- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「ケイコ 目を澄ませて」レビュー☆
2023年07月19日 02:04
岸井ゆきの主演他。不安と勇気は背中あわせ。震える足で前に進む、彼女の瞳に映るもの―。嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコ(岸井ゆきの)は、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書きとめた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す―。16ミリフィルムから溢れ出す、街を漂う匂い、降り注ぐ光の粒、ケイコの心が軋む音。世界の映画祭で絶賛された、観る者の心をつかんで離さない、感覚を研ぎ澄ます映画体験。
3/10点!!淡々と静かに岸井ゆきのの演技力に懸けている作品。でも、岸井ゆきののこういう表情は他作品でも観たことがあるので、彼女は通常運転で演出で彼女の良さを最大限生かしている感じがした。手話に字幕がつかないシーンに気づいてからは、こちらも観ることに集中させられましたし、そういう演出の上手さが映画好きにウケそう。ケイコはもし、話せても話せなくても、お喋りな子ではないんだろうなと思った。感情を相手に伝えることや泣くことが得意ではなく、一人で抱え込んだものをボクシングで昇華させてるのだろうと感じた。つまり、相手ありきではなく、自分にとって必要なコミュニケーション手段がボクシングだったという。そんな彼女にとって話さなくても拳と拳でわかりあえるマインドのボクシングジムは心地良い場所だったに違いない。ケイコの父親が出てこないので、会長のこともお父さんみたいに思ってたんだろうなと。不安や戸惑いが解決できないまま、放り出されることとか、こちらが納得する前に物事が進んで終わってしまうこととか、大人になるとそういう場面は多くなるけれど、人生の大事なシーンで感情が宙ぶらりんになってしまうと、すごいキツイし、ダメージを負ったまま、ずるずると生き続けなければいけない地獄が待っているから怖い。そういうことを怖いと感じながらも、失わない為に走り出せるケイコは強い女性だなと思った。2022年公開。
このデジログへのコメント
この作品、、、観ました(* ´ ▽ ` *)ノ
僕にとっては5点ぐらいかな~( ^▽^)
> はらぺこさん
5点は高評価?そうでもない評価?どっちですか?
10満点の5点です( =^ω^)
観ても損はないイメージです(* ´ ▽ ` *)
> はらぺこさん
同じくらいですね(^^)でも大絶賛されている作品だと自分が見落としてるのかもって褒める箇所を探してレビューが影響受けちゃうので、良くないなぁと思います。
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