- 名前
- 新田善美
- 性別
- ♀
- 年齢
- 24歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 奥様のいる方はダメです ご家庭を壊したくないので 映画とアニメと漫画とアウトドアが大...
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煙る雨と美少女?
2023年05月21日 17:07
みなさん,こんにちは!
日差しが春ではない様に感じるくらい
暑いです。
私はもう少し優しい日差しが好きです。
先日,
しとしとと降る雨から,
急に本降りになる日が有りました。
涼しい風が吹いてきたなと思ったすぐ後,
突然雨音が激しくなったのです。
私は自宅の二階からそれを眺めていたのですが,
激しい雨に打たれた周りの景色が,
一瞬にして煙に包まれました。
それはまるで水墨画の様でした。
里山と草木が,
墨の濃淡で包まれます。
「幻想的」という言葉以外で,
どう表したら良いのか,
判りませんでした。
霧除けから滴る雨粒が,
心地の良い音色を奏でます。
天然自然のオーケストラの様です。
うっとりです。
暫くすると,
雨が小降りになりました。
もとの,
何事も無かったような景色に戻ります。
私は自分でも判るくらい,
アンニュイな気分になっていました。
自然って,偉大だな,と。
さて,
夕ご飯の用意をしなくちゃ。
階段をトントンと降ります。
父はいつものように,
煙草をくゆらせています。
私は何事も無かったかのように,
夕ご飯の支度を始めました。
父「なぁ,お前」
私「なに?」
父「お前,
さっきの本降りの時,
『深窓の令嬢』を気取っていただろう?」
私「・・・」
ぐぬぬ,父め。
私の私生活を言い当ておって。
私「・・・えっ?何のこと?」
父「まぁ,オレの娘だからな」
そう言った父は,
早めの晩酌を始めるのでした。
今日も我が家は通常営業です。
今回もご覧頂き,ありがとうございました。
それでは,また!
(#^^#)
このデジログへのコメント
> ささくま♪さん
コメントをありがとうございました。
私のブログは一話読み切りなので,
ぜひ,他のお話もお読みください。
良ければ,
コメントを頂けますと,
嬉しいです!
(#^^#)
お父さん、すてきです(笑)
そこを入れることでそれまでの抒情的風景がより際立っている?
詩人、新田善美に乾杯!♪
> ばったさん
ありがとうございます。
そこまでお褒め頂くと,
テレテレです(恥)
いい気になっている私がいるかも,です(笑)!
(^_^;)
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