- 名前
- 新田善美
- 性別
- ♀
- 年齢
- 24歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 奥様のいる方はダメです ご家庭を壊したくないので 映画とアニメと漫画とアウトドアが大...
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釣りとトラブルと・・・
2024年10月20日 13:01
みなさん,こんにちは!
今日は朝方まで雨が降っていて,
とても寒い朝でした。
思わずストーブを点けてしまいました。
今回は,
釣りとその後のトラブルについて,
綴っていこうと思います。
木曜日,父が言いました。
「おい,土曜日は潮が良いから,
ハゼ釣りに行くぞ」
唐突な・・・
私も体調は悪くないし,
まぁ良いかと思って気軽に,
「良いよ」と答えました。
すると父は,
「じゃ,四時半に出発な」
というのです。
え,四時半!
というわけで,
私は金曜日の夜は,
八時に寝る羽目になりました。
土曜日,
私は三時半に起きました。
当然,真っ暗です。
父は三時に起きていたそうです。
私が起きてきた時には,
煙草を呑んでいました。
コーヒーを飲んで前日に用意していた釣り具を,
車に積み込みます。
そして本当に四時半に出発。
釣り場を探して,
車で走ります。
この辺が良さそうとか,
車が止められそうとか,
4か所くらいを物色します。
父は川の中心部が良いとにらんだようで,
「橋で歩道の有るところにしよう」といいました。
で,目的の場所に陣取りました。
三十分くらい粘りましたが,
アタリがありません。
私はしびれを切らして,
川岸近くの水面にエサを落としました。
私,虫エサも平気で触れます。
すると間もなく,
ピクピクとアタリがありました。
合わせると見事にヒット!
二十センチくらいあるハゼが上がってきました。
「父~,釣れたよ~!!」
「この時期だと,まだ岸辺に近いところにいるのだな」
といって,
父も岸辺にやってきました。
満潮から干潮に向かう時間だったので,
潮の流れは結構あります。
ですので,目当てのポイントに何度も打ち返します。
「あ,また釣れた!」
「俺にもきたぞ!」
そんな感じで場所をかえたり,
釣り方を変えたりしながら,
十時まで釣りました。
結果,二人で十匹でした。
でも,二十センチもありますから,
晩御飯には十分です。
「デカかったな」
「そうだね。引きも良かったし,
早起きした甲斐があったよ」
道具を片付け,
私が運転しての帰り道,
「昼飯,何が食いたい?」
「お寿司が良い」
とかおしゃべりしていると,
突然,
車の警告ランプが全部付いたのです。
「父よ,見たことのないランプが付いている」
「空き地に入ってエンジンを切ってみろ」
言われたとおりに空き地に入って,
エンジンを切りました。
再びエンジンをかけると,
ランプが消えていました。
「ランプが消えたから,行くか」
と父が言うので,
そのまま出発しました。
もうすぐお目当てのお寿司屋さんという処で,
またランプが全部付きました。
「また付いたのだけど」
「信号で止まったら,
またエンジンを切ってみろ」
言われたとおりしたところ,
なんと,
エンジンが掛からなくなってしまったのです。
道路の真ん中です。
「どどどど,どうしよう!」
「まず,ハザードを出せ」
「俺が押すから,
車を左端目いっぱいまで寄せるんだ」
父が車を押し,
私がパワーステアリングが効かない,
重たいハンドルを回して,
車を左端に寄せました。
「さて,どうしたものか?
いつもの修理屋さんに持っていくか?
代車があるかどうか,
聞いてみないとな」
と父は電話をかけます。
ですが,一向に出ません。
「困ったなぁ。
じゃ,JAFを先に呼ぶか」
今度はJAFに電話をかけました。
到着まで,一時間半掛かるとのこと。
その間,私たちは車の中で待つことになりました。
父は呑気に煙草を呑んでいます。
「父よ,何が悪いのか?」
「エンジンは大丈夫。
バッテリーもこの前充電したばかりだし,
多分大丈夫。
スターターかな?」
止まった場所はホームセンターのすぐ前だったので,
おトイレも借りられましたし,
お茶も買えました。
それは不幸中の幸いでした。
待つこと一時間半。
来てくれました,JAFさん!
「お待たせしました。
どうなされましたか?」
「かくかくしかじかこういう訳で・・・」
「バッテリーを見て見ましょう」
と言って,てきぱきと作業をしてくれます。
「あ~,電圧が落ちていますね。
これじゃエンジンは掛かりません。」
「充電したばっかりなのですけどね。」
「それじゃ,発電機が発電していないのかも知れません。」
JAFさんは,
携帯バッテリーを繋いで,
エンジンをかけてくれました。
修理屋さんにも連絡が付きました。
JAFさんも念のため,
一緒についてきてくれるそうです。
二十分くらいで修理屋さんに着きました。
ここは,父の年下のいとこがやっています。
「おじさん,こんにちは!」
「おう,相変わらずチチがデカいな」
こういうやりとりは,
田舎では普通なのです。
わざと見せつけてあげます。
JAFさんが状況を説明してくれます。
「電装屋にやってもらうから,
置いて行って良いよ,兄ぃ。
代車も貸すから」
おじさんは父を兄ぃと呼んでいます。
父はおじさんの子供たちと仲良しで,
良く遊んであげています。
今日は私の処に来て,
「おねぇちゃん,スイッチやろ?」
何だかわからないバトルゲームで
遊びました。
そうこうしている間に,
JAFさんは書類を作ってくれて,
お帰りになりました。
代車の準備も出来ました。
持ってきた釣り具も積み込みました。
子供たちが「バイバ~イ!」と見送ってくれます。
無事に帰路に着きました。
「あ~あ,お寿司,食べ損ねちゃった」
「そういうな。また行けばよい」
そんなことを語らいながら,
私たちは家に着きました。
道具を下ろし,私たちはシャワーを浴びました。
それから夕食の準備です。
勿論,ハゼの天ぷらです。
父から魚の捌き方は伝授されているので,
お手の物です。
「ジュワー!」
良い音立てています。
一時間ほどで完成です。
あとはイナダの刺身と,
サラダも付けました。
「いただきまーす!」
父は焼酎,
私は缶酎ハイをグラスに注いで頂きます。
二十センチのハゼは,
食べ応え抜群です。
私たちは心行くまで堪能しました。
「ああ,美味しい!」
「そうだな。
自分たちで釣った魚だと,ひとしおだな。」
いつもよりもハイペースでお酒が進む父と私。
今日の釣りについての談義も弾みます。
「今日の功労賞は私でしょ!
岸辺狙いに変えたのだから!」
「ナイスチョイスだったな。
俺はもう流心に集まって来ていると思ったからな」
「へへ~ん!
父を超える日も近いってね」
「ぬかせ!100年早ぇえよ(笑)!」
ご馳走様でした。
私は片付け,
父は煙草をくゆらせます。
こうして,
私たちの長い長い一日は過ぎたのでした・・・
トラブルも人生の醍醐味,
といった感じでしょうか(笑)!
今日も我が家は通常営業です。
今回もご覧頂き,ありがとうございました。
それでは,また!
(#^^#)
このデジログへのコメント
父娘の仲の良い絵が ありありと浮かびます。
お父さんとの色んな出来事は きっと一生の思い出ですね。そんな思い出か無い者には、羨ましい限りです。
ハゼ釣りいいよね 久々にオレも釣りたくなってきた いつか一緒にいけたら
ハゼって天ぷらにするんですね
食べた事ないやー
海釣り行きたい!
> 夏目レイ子の孫さん
コメントありがとうございました。
そうですね。
父と私は
普通の家庭の父娘よりも
仲が良いかも知れません。
これからも良い関係を続けていけたらと思います。
(*^^*)
> さとけんさん
コメントありがとうございました。
釣り,楽しいですよね
大好きです。
今は大きなハゼのハイシーズンですよ。
道具立ても簡単ですし
行かれてみては如何でしょうか?
(*^^*)
> たけ.るさん
コメントありがとうございました
ハゼは定番の天ぷらとお刺身で頂けます
どちらもとっても美味しいです
もう少しすると寒くなるので
釣りに行くなら今がチャンスですよ
(*^^*)
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