- 名前
- 新田善美
- 性別
- ♀
- 年齢
- 24歳
- 住所
- 千葉
- 自己紹介
- 奥様のいる方はダメです ご家庭を壊したくないので 映画とアニメと漫画とアウトドアが大...
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エサと小鳥と店員さんと。
2023年05月14日 16:09
皆さん,こんにちは!!!
日に日に,
春めいてきました。
風も冷たくなく,
動いたときなどはむしろ心地よく感じます。
良い季節になりました。
先日,
父と朝食を済ませた後,
煙草をくゆらせた父がこう言いました。
父「なぁ,
この処エサ台にくる鳥たちが少ないと思わないか?」
私「自然界にエサが多くなったのではないの?」
父「多分,ちがう。
他の理由が有るのだと,俺は思う・・・」
父曰く,
「エサ」が気に入らないのだとのこと。
普通に考えれば,
大して手間も無くエサが手に入れば,
苦労して自然のエサを食べに行くはずがないとは思うのですが・・・
父「この考察を,我々は検証したいと思う。」
私「で,私に何をしろと?」
父「お前,ホムセンに行く用事はないか?」
私「トイレットペーパーとコンディショナーを買おうかなと思っていたけど・・・」
父「決まりだな。
トイパとコンディショナーのお金は払ってやるから,
俺が言うエサを買ってきてくれ。」
というと父は私をPCの前に座らせました。
父「これだ。これを買ってきてくれ。」
私「15kgって,運べないよう~~~」
父「大丈夫だ。
お前の眼力で,
『男の店員さん』に手伝ってもらって,
車に載せて貰うんだ。」
父よ,
私にそんな能力は無いと思うのですけど・・・
まぁ,
コンディショナーのお金を払ってくれるのはありがたいので,
その日の午後,ホームセンターに行くことにしました。
父のお気に入りのホームセンターは,
車でも30分以上かかります。
でも,品ぞろえが豊富でペットコーナーも有り,
家族連れが毎日沢山来ています。
田舎ではちょっとしたレジャーランドです。
私はトイレットペーパーとコンディショナーをカートに入れ,
父に言われたエサが売っているペットショップに来ました。
そこには子犬や子猫やウサギ・モルモット・ハムスター・金魚も沢山いて,
動物園みたいなコーナーで,
私はひとしきり可愛さ満載の子犬を抱っこしたり,
これまた可愛さ満載の子猫を撫でていました。
私「あ~,この子を買って帰りたい・・・」
お値段を見てびっくり。
丸がひとつ違うのではないかという価格。
とても手が出る金額ではありません。
私「あの~,
この『ニワトリのエサ・特選粗目・15kg』を一袋,
欲しいのですけど・・・」
ちょっと上目遣いでお願いしてみます。
自分でも判りますが,
かなりアザといです。
男の店員さん「・・・はい,判りました。」
若い店員さんの一拍目が気になります。
眼が泳いでいるのが判りました。
しかも,私の胸元にです!!!
でもご親切に,
カートに載せて下さいました。
私「・・・あの,
車にも積んで貰えますか?」
男の店員さん「大丈夫ですよ。
お会計もご一緒しますね。」
心なしか若い店員さん,
ちょっと恥ずかし気です。
お会計を済ませると,
男の店員さんはカートを押して下さいます。
何か,
お嬢様になったような気持ちです。
私「あの,ありがとうございました」
男の店員さん「いえいえ,毎度ありがとうございます・・・」
店員さん,
私の胸元を見ていますよね?
絶対!
まぁ,
何処を見られようと恥ずかしいモノは持っていないので,
それは構わないのですが,
後は家に持って帰るだけです。
私「買ってきたよ~。
重いんだけど~。」
父「ご苦労だった。
早速,エサ台に適当に撒いてみろ。」
いや,マジで重いんですけど。
車をギリギリまで納戸に近づけて荷下ろしします。
父に言われた通りエサを撒いてみます。
私「割りに合わなかったかも・・・」
父「そういうな。
自然の摂理と言うものが判る時が来る・・・」
お茶の時間になりました。
父「見て見ろ。
もう早速,結論が出た。」
私「ありゃ,沢山・・・」
エサ台にはこれまでの5倍くらいの小鳥が来ています。
私「どうして・・・」
父「鳥にも好き嫌いが有って,
いくら楽に取れる処にエサが有っても,
困っていない限りより好みのエサを求めるものなのだ」
私「・・・父よ,これを見越していたのか?」
父「そうだ。
人間も同じだ。
同じお金を貰うならより楽な仕事。
同じ仕事をするならより沢山の賃金。
鳥とてさえ同じことだなのだ。」
父よ。
その考えに賛同して良いかは判断しかねますが,
現実,
小鳥たちの集まり様に,
反論は出来ませんでした。
父「眼力使ったか?」
私「・・・どちらかと言うと,
胸元を使った気がする。」
父「お前のは,
父親から見ても立派だからな。
使えるものは何でも使え。」
父よ,
それはひどいセクハラでは?
でも,
小鳥たちが喜んでエサをついばんでくれているのは,
何だか嬉しい気がします。
小鳥さんたち,
毎日美味しいエサを食べに来てくださいね。
今日も我が家は通常営業です。
今回もお読みいただきありがとうございました。
それでは,また!
(#^^#)
このデジログへのコメント
動物って一度美味しい餌を食べると、好みじゃないエサはよほどのことがないと食べなくなるんです。正直なのです、男性も根が正直なので好みの胸元に無意識に視線が行ってしまうのです。動物並みに単純なんです
sattoさん。
動物って,
やっぱりそういう習性があるのですね。
眼からうろこです。
小鳥さんたちのために,
美味しいエサを与えたいと思います。
胸元を見られるのは,
少し恥ずかしいです・・・
金魚にしても鳥にしても
なるほどなーって思った。
ただ今の世の中、鳥がくると
フンの問題や鳴き声での
騒音問題などでご近所さんに
騒がれる可能性あるので
色々お気をつけを(*´ー`*)
> たけ.るさん
はい,気を付けます。
ですが私の家の周りは田舎なので,
鳥さんが来ても,
誰も何とも思わないと思います。
(*^^*)
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