- 名前
- ゴルキチ
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- 年齢
- 60歳
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- 群馬
- 自己紹介
- ソロモンフェチです。ソロモン諸島をめぐる日米消耗戦を小説にしています。生活は株投資、...
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不動産投信が崩れるとしたら欧州から始まるだろう。
2023年05月18日 10:48
不動産投信リートが低迷しているの最大の要因は、政策金利が世界で急上昇した事に尽きる。
そこにコロナ禍によりオフィス需要が崩れた事も影響している。
それに付随して米欧州の銀行破綻が続出したから、さらにリートが売られた。
欧州は特にオフィスの稼働率が低く、最近は55%とかなり低い。コロナ禍前でも70%となっている。
それに欧州は、不動産の稼ぎEBITDAに対する有利子負債の比率が12倍で、アメリカの5倍を大きく上回っている事も大きな懸念材料だ。
これほど不動産業界が低迷したら買い向かう投資ファンドもいる。
ブラックストーンはその最たる代表である。最近でもイギリスのリートを買収している。
絶好の投資時期は、通常では考えられない位相場が安くなる時だ。
ブラックストーンは今がその時だと認識しているから、即行動に移れる。
スウェーデンの不動産業界への融資が多いSBBには危険が漂う。これが破綻するとなると
影響は欧州全体に広がる。またぞろブラックストーンらの絶好の狩場になる。
自分も難平買いでかなり安くUSリートを買ったが、欧州リートが崩壊の危機に
陥った時のために資金を確保している。
世間が不幸な時に絶好の投資機会がやって来るとは因果な商売ではあるが、大恐慌を
防ぐという役目も果たしている。
リーマン時、ウォーレンバフェット氏がゴールドマンサックスの株を大量に買い
三菱UFJがモルガンスタンレーに9000億も投資しなければ、リーマンショックの
大きさは計り知れない程の大きさで広がり、世界の経済の大崩壊を招いたのかもしれないのである。
単純に絶好の投資時期を狙っただけと捉えるのは大間違いである。
そういう時に資金を出すのはとてつもない糞度胸が無いと出来ない事ですから。
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