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結末は自分で。馬鹿な男です。

2007年07月15日 00:18

8月のあの暑い日、涙を流して全てを断ち切った俺。転勤の事は彼女に言わなかった。
一週間ほどはしおらしくしていただろうか?相変わらずバイト先へ送っていく車の中だけが彼女との時間だった。
9月に入り、俺の異動の噂が事務所で流れ始めた。彼女からも「まさか、居なくならないよね?」とメールが。
俺は否定も肯定もせず「居なくなってほしいのか?」と返事をしておいた。

10月。俺はこちら愛知県に来ました。彼女は「案外近いし、遊びに行くよ♪あなたも帰って来るでしょ?」と。
2人だけの送別会をやった。ホームで笑顔で手を振る彼女が素晴らしく美しかった。
そう、大阪に家族を残している俺は定期的に帰る。彼女と会うことも可能だ。1、2回会ったかな。
でも・・・傷口を広げ、鮮血を流すだけ。相変わらずメールの返事も一週間以上返ってこないし、酒も飲み、男どもに奔放振りを見せ付けているらしい。

12月。そう、彼女と初めて2人きりであった12月。メールにて最後の罵倒をした。

最初の3ヶ月くらい、凄く楽しかったよ。
寒い夜道、手を繋いで俺のコートに二人の手を突っ込んだ。会社の側だったんでドキドキしたね。
会社のエレベーター内で朝からキスをした。あなたは甘えるように体を寄せてくるので思わず。
性的トラウマを聞かされた時、ぎゅっとアナタを抱きしめて真剣に守ろうと思った。
本当に好きになった。一緒に居る時間、幸せだった。出来る限り力になろうと思った。
でもアナタは仕事を得て、その仕事にも慣れ、友達も出来ると、俺を用済み、厄介者扱いをした。
どんどんあなたの中での俺の優先順位が低くなっていくのが分かった。
計算しているのではなく、本心なので尚更悲しかった。
素敵な女性になって下さい。さようなら。

彼女から・・・言い訳の繰り返しと「ホンマに好きで一生忘れる事の出来ない男です」的な返事を貰った。

もう涙は流れなかった。あのころ流行っていたレミオロメンの「粉雪」が頭の中でリフレインしていた。

このデジログへのコメント

  • kazuki 2007年07月16日 23:59

    さんたボーイさん!合いの手のようなコメント楽しくてありがと!色々吸い取られて勉強しましたゎ・・・

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