まるで恋に落ちたサルが如く

俺は一回り以上も年下の飲み屋の女に手を出し、汚い手を使って自分の会社に入れてしまった。

昼間してたバイトは当分休業し、うちの会社の仕事を覚えることに専念した彼女。隣のセクションなので、間仕切り越しにチラチラ顔が見える。メールが来る。「どーしてもあなたのデスクのほうを見てしまうゎあ！」

支店長には知り合いの娘だといってある。気まずいので他の社員には俺のコネで入ったとは言わない約束だ。

仕事の質問、悩みなど話しながら一日置きぐらいに彼女とは飯を食ったりホテルに行ったり・・・の薔薇色の日々。あなたの奥さんだったら幸せ・・・と際どい事を言われたりね。。。あなたといると幸せ、もうホテルに住んじゃいたい！などと。

3月、彼女の誕生日が来る頃まで、溶けるような日々は続いた。