- 名前
- やゆよ。
- 性別
- ♂
- 年齢
- 34歳
- 住所
- 岡山
- 自己紹介
- 関心  ̄ ̄ パンクロック/キャンプ/運転/ビール/ラーメン/映画/古着/ねこ/40代...
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別れた相手との思い出の品はどうしてる?
2020年10月16日 19:42
高校時代、同級生の中で容姿端麗・才色兼備だと高い支持を得ていた子がいました。
その学年代表だろ!と言わんばかりの先輩や、他校代表だろ!と言われている同級生、数あるイケメンたちが近づくも、交際には至らず。そんな彼女を私は、みんなと同じように「高嶺の花」としか見ていませんでした。
それは高校2年生のこと。当時寮生だった私は、相部屋の同級生から不意に「あの子とメールしてみん?」と言われました。僕はどきーっ!としましたが、いやいやできるわけないじゃないと。そもそもどうして知ってるんだい?と聞くと、教えてはくれなかったが(笑)ダメ元で相手がいいって言ったら喜んで!と答えると、なんとOKと言われメールが始まりました。
しかしまあこれも交友のひとつだろうと思っておりました。当時おかっぱ頭な私が、ソフィアの松岡さんがタイプだと公言しているあの子の恋の対象などなり得るはずがない!と。
しかしまあメールは思いの外続き、楽しんでいただけたようでした。さらに電話までし、自分の部屋に数人が駆けつけ、ADかのごとくカンペで指示を出す。(笑)
いつしか彼女に恋心を抱いてしまった私は、彼女の持っているマンガの貸し借りにたどり着くことができました。マンガの貸し借りは、週に3冊ずつ、全15巻なのでとりあえず5週間は持つぞという魂胆です。
そして最終巻を返すとき、同室の同級生が私にハッパをかけてきました。
「お前ともう一人、実は好意を抱いて交友している人がいる」と。そしてさらには「休み時間に告白をするらしいぞ」と。
今思えばおかしな話なんです。ものの10分間の休みにどう告白するんだと…、しかし当時の私は焦り、この本を返す時、告白しようと決めたのでした。
放課後、2人きりの教室で本を返し(寒がりなので制服の下に薄手のズボンを履いていたことをイジられ)、(彼女の友達が教室に呼びにきたが、察してすぐ出ていくという一幕があり)、ついに告白しました。
返事は、保留。
寮に帰ると、玄関で報道関係者かと言わんばかりに寮生が待っておりましたが、私からは保留だと答えるしかできず。
そして週末、メールがかえってきました。
「私は卑屈だし、ちょっと変わってるし…」
そこにはネガティブ要素がギッシリ書いてありましたが、私はこう答えました。
「いいとこも悪いとこもあるのが人間。むしろその悪いところがなかったら、今のあなたじゃないのだから、そんなあなたを私は好きになりました」(的なことを書いた気が)
そして、次の返信でオッケーをいただけることに。
週明け、学校に行くと、大統領選に勝ったがごとく握手を求めてくる同級生、そして「とんだ偏差値差カップルができたもんだ」(当時の彼女は京大志望,かくいう私は推薦入試も受けられないレベル…)とイジる先生。
とはいえ、交際期間は半年もなく(結果的に彼女が私を好きになりきれなかったらしい…)終わったが、クリスマスに同級生のマドンナ的な彼女と2人で過ごせたことは誇りのひとつです。彼女はもう抹消しているかもですが。(笑)
そんな彼女からもらった、クリスマスプレゼントのVANZのスニーカー、今も持ってます。
さすが、物持ちがいいんだこれが。
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