- 名前
- けーでぃー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 50歳
- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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女性にとっての「女の子らしく」のこと。
2020年08月02日 21:10
ある女子校の寮にて。
可愛らしいピンク色の、乙女ちっくなネグリジェ(そんなものを着ている子は、
その寮には一人もいない)姿の霊が、夜な夜な寮を徘徊するという。
寮生たちは確かめようと、消灯後に部屋を抜け出してパトロールすることに。
そして。
見事、その霊を見つけて取り囲んでみれば。
その正体は、もう立派にいい歳こいたおばさんである、寮母さんであった。
曰く。
貴女たちと違って私は、もうこんな服を着れる歳ではないと自覚している。
しかし着たい。着て歩きたい。その思いが抑えられず、
人目のない時間・場所を選んで、こんなことをしていた……と。
で。
「貴女たちと違って」と言われた、その寮生たちは普段、
「『女の子らしく』しろ? そんな古い価値観には縛られたくない!」
「女は女らしく、という世の偏見に私たちは反対する!」
と言わんばかりに、思いきり「女の子らしくない」格好をしていて。
この夜、寮母さんの姿を見、話を聞き、少し考えを改めるようになりましたとさ。
これ。
昔読んだ、ある少女向け小説のあらすじです。
また。
ちょいと前に、ニュースでやってました。ある高校で、制服撤廃の話が出ていると。
自由と個性を重んじて、みんな私服で通学しようと。
女の子だからといってスカートを強要するべきではない、とか。
しかし。
これ、当の女の子側からも反対の意見がしっかり出てました。
「今しか着られないJKブランド、今着なくてどうする! 将来きっと後悔する!」
実際、制服の可愛さで受験校を選ぶ子とか、
制服のデザインを変えただけで偏差値が跳ね上がった高校とか、あるそうですしね。
それやこれや。
もちろん私ぁ男性ですから。偏見、思い込み、考え違い、などなどありましょう。
女性に対して、過剰な幻想も抱いておりましょう。ええ。自覚してます。
でも。
でもでもやはり、「女の子」は、「女の子」である内は、
「女の子らしく」している方が、本人の為にも良いのではないかと。
そして。
年齢的に、女の「子」でなくなった後も。
乙女ちっくな服を着て人前で歩くことは、流石にできなくなっても。
それでもその胸に、しっかりと、「女の子心」を抱いていてもらいたいなぁと。
そう。
「自分はおばさんなんだから、おばさんおばさんしてていんだ」
と甘えず、妥協せず、弛まず。
私だって。
「おっさんだから、中年太りしてるのが普通」には
全力で抗っております。厳しくダイエットして、激しくトレーニングして。
あの寮母さんが、少女の心になって、夜の寮内を歩いていたように。
私も、少年の心になって、夜の公園でコレやってます。体を鍛えながら。
https://www.youtube.com/watch?v=yoecGBDXAKk
(この動画では音ズレ・音欠けしてますが、本編ではちゃんとしてます)
お互い、頑張りませぅ。
心も体も、生涯青春!
☆☆ほいでもって☆☆
上記の寮母さん。
「可愛いネグリジェを着て歩きたい」だけではなく、
「それを見られることを恥じらう」ってのもポイントです。
自分はもうそんな歳ではない、という自覚。
いわば。
年齢に関する謙虚。
例えば官能小説やエロ漫画の、女教師ものや息子の友人ものなどにおける、
「こんなおばさんでいいの……?」
この台詞!
私には、かーなーりツボです。これに対して少年側が力強く頷くところ、
その女性の美しさを熱弁するところ、大好きです。
これは。
少女ではなくおばさん、だからこそ出せる可愛らしさ。純愛の場面。
そして、そこから生まれる独特の色香。艶っぽさ。よーするにエロさ。などなど。
そう。
これもまた、幅広く奥深い、「女性の魅力」の一つなのです。
このデジログへのコメント
ときどき、
自分の歳を忘れます。
うっかりとか意図的じゃなく、『本気』で
あれ?今年は幾つだっけ?と。
ある年齢から止まってるんです
聞いてみるとわたし以外にもいるので安心しました。
おばさんになって、女を捨てたらもう終わり
かなって思う反面、この年齢になって
今自分にできることはなんだろうって
考えます
おばさんだって、マツエクやネイルをしても
よいと思います(^^)
> 如月✩さん
私もよく忘れます。「学年」から遠く離れて、お誕生日会なんかもしなくなると、
自分の年齢を意識することがなくなりますからねえ。
なので、ここの自分表示で思い出させてもらってます。
> はぎんちょさん
男性の文武両道、女性の才色兼備。
武の道に終わりはなく、生涯をかけて深めてゆくもの。
女性のそれは「色」にあたる。
日々の精進が大切で、それは尊いこと。応援してますよ~!
初めまして
ネグリジェ着たおばさんにドキッとして、思わずコメントしてしまいました ^ - ^笑
眠る時は、好きなもの着て寝たいですね♪
またログ読みに来てもいいですか^ - ^?
> *Cherry*さん
おいでませ。読んでくれた人の感情を動かす、「感動」させることが、
ここと小説とに共通した、執筆の目的。ありがとうございますっっ。
読者様はいつでももちろん大歓迎です!
こんにちは(*^_^*)
これ、最近マスク生活になってから思うようになりました(*^_^*)
見えないから何もしなくていい、じゃなくて「女子なんだ」っていう自覚と恥じらいは忘れないようにしたいですね
> 清香.さん
その心意気やよし! 素晴らしいです!
女性がそうあってくれてこそ、我ら男性も、そういう女性に恥じぬよう、
襟を正して生きようと思えるってものです。互いに、高め合っていきたいですね。
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