- 名前
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- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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右君と左君
2019年06月08日 21:06
前回、筋トレについていろいろ語りましたが。
筋トレは、いつも左右平等です。
指立て伏せは両手の位置を並べて揃えて、
片足スクワットは左と右で同じ回数を、
鉄アレイ体操も左右対称のポーズと動きで、やってます。
だというのに。
不思議なことに、肘を痛めたのも膝を痛めたのも、左だけなんです。
右は全く何ともないのに、左だけ痛くなる。肘も膝もです。
思うに。
サッカーでボールを蹴る時も、跳び箱や走り幅跳びで踏み切る時も、
私は左足で体を支えます。左が私の軸足です。ですから自覚はなくても、
普段歩いてる時などもずっと、左に体重が偏ってる、傾いてると思います。
それが。
原因というか、影響あるんでしょう。膝はもちろん肘も、つまり脚も腕も、
知らず知らず左の方にリキが入ってる、負担を担当させてる、と。
「利き手」は右なんですけど、それでも「負担引き受け」は左だと。
他にも。
私がかつて修行し、黒帯・弐段を取得した少林寺拳法。
今も、道場にこそ通ってませんが、一人で公園でジャージ姿で、
我流も含めて技を磨いております。
少林寺拳法は。
スポーツ格闘技ではなく、実戦武道です。
横や後ろからの不意討ち、複数人相手なども想定しています。
敵は、常に正面から正々堂々と
来るとは限らない、というのが前提です。
だから、構えたままで体の向きを90度や180度、
一瞬でサッと変える足さばきなどもあります。
ゆえに。
例えばボクシングのように、
「左前に構えて、左は軽いジャブ、右は重いストレート」
といった、定番基本形はありません。
つまり。
左右は完全平等です。左→右のワンツーを十発素振りしたら、すぐに
右→左のワンツーを十発素振りする、という風に。癖がつかないよう、
左右均等に練習します。
どの方角から襲われても、「いつも通りの動き」で対応できるようにです。
それでもやっぱり。
利き手は右です。右手が前にあっても後ろにあっても、左より右の方が、
的確に鋭く打てます。どんなに平等に練習しても、それは変わりません。
必殺の、キメの一撃はどうしたって右です。
しかーし。
心得のある人なら、知ってることですが。右拳で強い力を出す為には、
右手・右腕はもちろんのこと、「右半身」の力を抜くことが肝要なんです。
「右半身」は力を抜いて、可能な限り筋肉を柔らかく、イメージ的には空洞にして、
「左半身」に力を込め、筋肉全部をグッと締めて、左側の地面に体重を叩きつけます。
そうやって。
地面につけたままの左足の裏で、ドンと地面を叩いて、
そこからシーソーの原理で跳ね上がってきた「体重+反動」を、
空っぽの右半身へ一気に流して貫通させ、ホースの先端から水を飛ばすように、
右手から勢いよくブッ放す。
以前にも述べましたが。
これが、力を「出す」ということです。力を「入れる」ではなく。
お解りでしょうか。
利き手の右手・利き足の右足で、相手をドカーン! バシーン! と打つ為には、
左腕左脚左肩左胸左背左尻(←尻の肉、重要なんですよ)に、グッ! と
力を込めなくてはならんのです。左の力こそ、打撃の要なのです。
と、いうわけで。
左君、いつもご苦労さま。
お箸を持って美味しいご飯を食べる、
ペンを持って真剣に文字や絵を書く、
可愛い子犬や子猫を撫でる、
美しい女性の髪を指で梳く、など。
日常生活の中ではどうしても、右君を贔屓というか、
右君にばかり意識を向けちゃうけど。
左君にも感謝してるよー。
☆☆そーいえば☆☆
幼い頃の跳び箱や、縄跳びなどでも同じ。
私の「軸足」はずっと左です。
なのに、どういうわけか今やってる片足スクワットでは、
右足の方が安定するんですよ。
不思議なもんです。
このデジログへのコメント
利き手と軸足は、違ったりしますよね
知らず知らずのうちに、踏ん張ったり
力が入ってたりするから、太さも若干
違ったりとか(^o^;)
> はぎんちょさん
顔もそうですけど、人体って一見左右対称でも、実際には違うそうですね。
工業製品ではないのですから、当然っちゃ当然ですが。加えて、仰るような
「使い方による変化」もあるから猶更。
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