「技」によって「心」が伝わる、ということ。

この私、けーでぃーは。
健康で、健全で、元気な男性です。ゆえに当然、
綺麗で、可愛くて、色っぽい女性が大好きです。

ですから。
自作、つまり小説を描くにあたっても、女性キャラの描写には、
そりゃあもう力が入ります。自分の理想を詰め込みますからね。

おっぱいの形、お尻の大きさ、太ももの弾力、髪の艶、
素肌を魅せる衣装、妖しい目線、甘い声、
零れて頬を伝う涙、煌めき溢れる眩しい笑顔……

男性キャラとは全く比較にならぬほど、たっぷり文字数を使って、
これでもかと細かく、丁寧に描写します。
（女性の描写については、裏の2015/11/28「女体と男体」をご覧ください）

なにしろ。
表紙を飾って人目を引き付ける、「看板娘」としても、
美しい女性というのは重要ですからね。その点は、
テレビのＣＭや、駅や電車内の広告なんかと同じです。

また。
小説という媒体の性質上、内面（の描写）の良さゆえに、
脳内映像の当該女性がより美しくなる……という要素もあります。

なので。
とにかくとにかく、女性キャラの美しさの構築については、
外見のみならず、内面にも、いつも力を尽くしております。


んで。
美しい女性、ヒロインの描写は、それはそれで大切なこととして。
ここからが本題です。

2018/9/1の「まーたーしーてーもー。」にて、
なんだかんだと書きました、私の三次選考落選作品。
これの評価シートが、先日届いたんです。

評価シート、とは。
編集部の人からの、私の作品に対する評価が書かれているものでして。
「ストーリー」「キャラクター」「文章力」などの項目別にポイントがつき、
作品全体の長所短所について、いろいろなコメントもされています。

それがですね。
えと、その、全文をネットに晒すのは差し障りがありますので。
一部だけ。


（略）

「なぜ戦うのか」という点に力を注ぎ、
それが空回りしていなかった。

（略）

安易にラブコメに走らず、
あくまで「戦士の物語」にしていたところに
好感がもてた

（略）


……こ・れ・で・す・よおおおおぉぉ！
可愛くエロい美少女キャラを描くことに注力しつつも、
それでも私が一番、何よりも、言ってもらいたかったこと！

そもそも！
私の創作姿勢、いや、人格構成の核にあるものは！

ドラゴンボールや北斗の拳に代表される、熱血バトル少年漫画！
変身して名乗って必殺技をキメる、特撮（主に戦隊）ヒーロー！
かっこいい主人公たちが、悪者をドカーン！　とやっつける姿！

それが大好きで、それを描きたくて、それを目指して、それを理想としている、
そんな私の心の内を、作品を通して、理解して貰えたああああぁぁっっ！
「戦士の物語」だなんて、わざわざカギかっこつきでええええぇぇっっ！

と、歓喜狂喜で興奮しているのですよ。
私ぁ、今。

常日頃の。
筋トレをしていても、ストレッチをしていても、公園で拳法の修行をしていても。
心の中には、いつもヒーローたちの雄姿を思い浮かべて、
「あんな風に強く！　あんな風にかっこよく！」と。その「励み」のおかげで、
汗だくで息を切らしてへろへろになっても、頑張れる。私はそういう男なもんで。

しかし。
私と同じように、ヒーロー大好きな人なんて、いくらでもいます。
でも、そんな心を作品として仕上げ、他人に伝え、理解してもらうには、
「大好き！」という思いだけではダメで。きちんと伝える技術が必要で。

しかも。
ここみたいに、自分の思いそのものを詳細に書くわけではありません。
長編小説です。起承転結のある物語です。
ヒーローが、ヒロインが、悪者が、脇役が、ハラハラドキドキのストーリーを
織り成してなくてはならんのです。読者を楽しませねばならんのです。

そんな条件下で。
自分の思いを、見も知らぬ人（プロの編集者）に、きっちり伝えられた……
今まで何年も、どれほど「誤解」あるいは「全くの不通」を重ねたことか……
感無量です。涙ぐみます。ぅぐぅぐ。


と、言っても。
上記のログでも説明したと思いますが、
まだまだ受賞・出版には遠いんですけどね。

でも。
とりあえず、私のこの路線は、好感を抱かせることができた。
ならば、このままこの道を行き、技術や感性を磨いていけば。
いつか、目指す場所へ辿り着けるはず。

幼い頃、若い頃、そして年とった今に至るまで、ずっと大好きなこの道を。
私は、技と心を磨き、上り続けるつもりです。

いつまでも、どこまでも……

https://www.youtube.com/watch?v=iJ5y1jiuyDg

https://www.youtube.com/watch?v=5PWKnDTgfAU
（タイ語？　ですかね）

こーゆーのを見て燃える「男の子心」に、
洋の東西はないっ！　ってぇことですよ♪


☆☆ちなみに☆☆

今回、この評価シートを頂いたのは、実は2017/7/15のログ、
「いい子ではなくなったヒロイン」の、あの作品なんです。
あれを、あの後投稿して、審査されて、こうなったのです。

歳をとって、若い頃とは作風が変わったのかな、と
自分で思った作品。それが、こういう評価を受けたのです。

つまり。
おっさんとなった私が、物書きとして「老化」ではなく「成長」
できていることの証明である！　

……なんて。わはは。


☆☆最後に☆☆

今回の画像の右と左。拡大して、しっかりと見て下さい。

んで、私が何を言いたいか、っつーとですね。

（ぐぐっと拳を握って）

「２７年の歳月を経ても、やっぱり凱はかっこいいっっ！」