- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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必死で決死
2018年07月12日 12:07
今でこそ、遠慮なく何でも話したり
あるいは相談してくれたりする娘ですが
当初は、とにかく家族や私に気遣ってるのがはっきりわかって
一度だけ、叱ったことがあります
「ママ」と呼んでくれるようになってまもなくの頃
「食べたいものあるかな?」と尋ねると「ママの好きなものがいいわ」
「どこか行こうか?」と聞くと「ママの行きたい場所がいいわ」
「将来は、どんな人を好きになるんだろうね?」と未来を語ると「ママがいいって言った人よ」
これは良くないと思った私は、心を鬼にして
娘が泣いたりするのをみるだけでも、怖いですが、しっかり腰を下ろして
「何でもかんでも、ママに気を遣ったらいけません!」とピシャリ
娘なりに、生きていく上で私に気遣って、生きやすい道を作ろうとしていたのかもしれませんが
私に気遣う必要なんて、ないんです
私がいくら「今日からママよ」って言ったって、受け入れられるわけがないのは事実
でも、幼い子が私にそんな気遣いする必要なんて、ないんです
食べたいもののワガママくらい、私にだって叶えられるし
行きたいところだって、べらぼうな場所じゃなければ連れて行けます
でも、好きになる人すら気遣って生きるなんて、以ての外
心から好きになった人と、生きて行ってくれたら
こんなに嬉しいことは、ないじゃないですか
それなのに、私に気遣うことで諦めちゃったら
何てつまらない人生になっちゃうんだろう
そんな気遣い、いらないんだと思いまして
案の定、私に気遣っていた娘はメソメソと泣き出し
「ママ(私の事)の言うこと聞かないと、捨てられちゃうと思って」
何てバカなことを言い出すんだよ
そんなに理解のない人間じゃないと思ってるし
私の言うことが絶対なんて教育、するわけがないのに
後から考えれば、娘なりの生きてく術だったのでしょう
私は、私の言うことを何でも聞く子が欲しいわけじゃないんです
きっと歩んでいったかもしれない、親友(娘の母)が生きていたとすればの道を
私も用意してあげたいだけなんですよ
なので、しっかりと目を見つめて、真剣な顔をして
一喝
そして、他にも色んなお話をして
・甘えたいと思ったら、いつだって甘えていい
・自分で何か迷ったら、何だって相談してね
・人に優しくできるのだから、自分にも優しくしたっていいじゃない
・食べたいもの、食べられないものはウソをつかない
・ママに対して、(どんなことでも遠慮して、言わない)って選択肢は無し
・正しいか間違ってるかは、まず自分が判断する。わからなかったら、一緒に考えよう
などなど
色んな話を真剣にしました
おかげさまでなのか
今は娘は、私に対して遠慮なし
ただいま~と帰ると、問答無用で飛びつき
ご飯を食べていても、お話をしたいことを延々と話し
お風呂も、どんなに「一人で入らないと」と言っても「今日もママと入るって決めたの!」と譲らず
休日もベッタリです
大きくなれば、お友達と遊びに行ったり
行動範囲だって広くなるでしょう
家族に遠慮したら、いかんのです
そりゃ、気遣いは必要だったりしますよ
でも、娘の甘えてくることなんて
私にとったら、お茶の子さいさいなことばかり
大人になったら、家庭を築いたら
娘も母になるわけです
「あのとき、ママはこうしてくれて嬉しかったから」って思いながら、子育てしてくれたら
母、冥利に尽きるじゃないですか
良いことや嬉しかったことは、ずっとずっと繋げて行ってほしいんですよ
生意気な態度を取る事だって、たくさんあります
それでもね、可愛いんですよ
おうちでのんびりテレビとか観てると
「抱っこして」と言って、もたれかかってくるわけですよ
抱きしめて、頭を撫でてあげたりすると
ホワ~っと嬉しそうな顔をして、耳元でそっと
「私たち、世界一ラブラブな親子よね」と、確認してくるんですよ
(念のため言っておくが、不適切な関係の意味のラブラブではない)
嬉しいこと、いっぱい言ってくれたりするんですよ
「(引き取ってくれたのが)ママ(私の事)じゃなかったら、グレてるかもしれない」とか
「ママ(私の事)の子ってだけで、私はみんなよりも幸せ」とか
何でも真似するところも可愛いですし
大人ぶって背伸びするところも、可愛い
可愛いからこそ、気遣いやら遠慮やら
そんなもんいらんのです
腕がもげても、足がとれても
イチゴ36歳
この子を必死で育て上げます
このデジログへのコメント
とても素敵です!
いつもつい怒鳴ってしまうので反省´д` ;
人を育てることは、大変です。
でも、あの時こうしてくれたと
子供の記憶に残ります。
そして、次の世代に・・・
一人でも生きていけるようにと
独り立ちが僕の目標でした。
親としては寂しいですが・・
涙が、でました。子供は、大人が想像する以上に気をつかっている。そしていつも愛情を確認する。でも多くの子供は心ない大人に傷つけられている。時には優しい言葉よりも、厳しい言葉の方が愛を感じるものだなぁ
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