- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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読書録
2018年06月29日 09:21
昨日読み出した鈴木光司のエッジという小説、リングの作者だけあってリングシリーズのような展開するんだけど、
小松左京の短編にこれと全く同じ話があったと思うんだよなー
題名思い出せないんだけど、エッジを最初10ページくらい読んで、あれ?っと気づいた。
あと、この手の量子力学的世界観を描く小説は根本的に量子力学を間違って理解しているように思うのだけれど、まあ、いいか、小説だし。
ロビンマスクが鎧脱いだら軽くなったので落下速度が遅くなったくらい変な場面があったが、まあ、よいことにしよう。
松原タニシの事故物件の本が発売されて早速読んでいる。
松原タニシは事故物件にしか住まない芸人。
様々な事故物件を住み歩いて観察している稀有な人だ。
今のところ一番イヤな話だったのは、有名な事件の隣の部屋の話。ここにはタニシの同僚の芸人が住んでいて、隣で悲惨な事件があったけど、全く何も起きない、タニシさん住んでみますか、と誘われた。が、この時タニシは新しいところに引っ越したばかりでその件は断った。
一年ほどして引っ越してみようかとその同僚に連絡をとったところ彼はすでに死んでいた。
この何にも起きません的な話で最近もう一つ話があった。
数年前に松原タニシとは別の人で公団の事故物件に住む人がやはり事故物件体験記みたいな本を出した。面白いかというと微妙だったけど、その本の中で最後で住むことになった物件がある。
去年、ここを訪ねていったジャーナリストがいて、あの著者は今的な企画だったんだけど、5年くらい経った今でも彼はそこに住んでいた。5年経つと家賃も元に戻りなんのメリットもないにもかかわらず、まだそこに住んでいた。
そして鬱病を患っていた。
ジャーナリストは彼に引っ越すように促すのだが絶対に引っ越そうとしない。
何というか、イヤな話だ。取り込まれてる感満載。
心霊現象など全く起きないと言っている本人が心霊現象だから気がつかないんだろうなー。
来週は工藤美代子の本が出るのでメチャ楽しみ。
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