- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
薄い人
2018年05月17日 13:34
今週は明日に仕事場の引越しがあるので忙しくてなかなか書いていられなかった。
先週の続きで、今度は川口市で祖父母を殺害して金銭を盗んだ少年事件の本を読んだ。
この本は毎日新聞記者が著者。
この事件、あきらかに母親がサイコパスである。
全て入ってくるお金を遊びにつぎ込み使い果たし、挙句に我が子に自分の祖父母を、つまりこの母親の両親を殺害させ金を盗みこれまた遊びに使い込んだ、という本当にどうしようもない事件だった。
この事件は尼崎や北九州の事件に近い。
裁判でもこの母親の特異なパーソナリティについて述べられている。
ところが。
なぜかこの著者、この事件を、
貧困
が原因かのようにもっていく。
金がないのを貧困というならそりゃ強盗殺害の原因は貧困だが、貧困の原因は母親だろ。
なぜそれを子供の貧困という一般論で収めようとするのか。
さすが毎日新聞というべきか。
そもそも本のタイトルが、
誰も僕を見ていない
というもの。
犯人の少年はそんなこと一言も言っていないのに。
少年が心配しているのは、自分より早く出所する母親が、残された妹と再び暮らすようになったら、女である妹はどんなことさせられるかわからない、ということだ。
どこが僕を見ていない、だ。
新聞記者の本はぬるくてだめだ。
全く本質がわかっていない。
たぶんわざとだろうけど。
このデジログへのコメント
コメントを書く