～「春一番」が吹き損ねた今年～

おはよう! ＼(^O^)/

欲しい専用車輛って
マナー極上専用車 とか
スマホ厳禁専用車 とか
優先席シートにマッサージ
機能付とかは 如何?





あとは、厳しい寒さに大雪が心配。

どんなに雪が降ろうとも、絶体に無事故で走れる、「雪がこわくない専用車」なんかもあって欲しい処。






昨日なんかは、なんでも「春一番」
、 、 、
らしき風が吹いたらしい。

立春から春分の間に風速8m以上の南風が吹けば「春一番」なのだが、昨日はその条件を充たすも寒すぎってことで、「春一番」とのアナウンスはなされなかったとのこと。

「立春」だの「春分」ってのは、暦の上でのひとつの目安。

季節の風物詩なんてのは、旧暦で勘定することが多いから、今時の時候だと多少ずれるのは仕方ないとは云え、春一番もなしってのは、ちと寂しい (-_-;)






そもそも旧暦では、1年は360日！

これは月の満ち欠けを基準にした陰暦だからで、1ヶ月が29日か30日。

31日ある月はなかった。



これだと、季節と暦がずれてゆく。



月の動きには、四季のリズムはない。

寒暖のある四季を作るは、太陽の動きだからだ。



いつ田植えをして、畑をいじるか、陰暦では決められないってことになり、地球が太陽を1周する時間を二十四に分けたのが二十四節季。

この二十四節季の最初に位置する立春のことを「春立つ」とも云い、気候がこれ以上寒くはならないと考えていた訳だ。

和菓子だと、立春のたった1日だけ
フキノトウ
蕗の薹を白味噌の餡に刻み入れた「立春団子」が売られたりする。



立春から数えて15日目が、「雨水」。
(2月19日)

降り続いた雪が雨に変わり、氷が溶けて水になるこの雨水を境に、お百姓さんはぼつぼつ野良仕事の仕度を始めようと腰を上げる。

ここで吹いて欲しいのが「春一番」って訳で、確かに南風だからって、気温が上がらないことには意味がない ┐(-。ー;)┌





二十四節季や七十二候ってのは、陰暦を補足していたから、旧暦でなくなって多少のずれは仕方ない。

だが、太陽の動きを基にしている訳だし、あまりに大きくずれると、それはちと頂けない。



とは云え、その歴史は1000年だとしても、地球そのものの歴史から見たら微々たる時間でしかない。



地球の現在の公転周期、365．25日。

自転周期は0．9973日（23時間56分）とされているが、地球が若かった昔はもっと速かったようで、1日が僅か、5時間ほどだったらしい。



そこまで何十億年ものスパンでなくとも、何万年位の単位で考えても、現在の地球は氷河期に向かう途中なのかも知れない。



そう考えれば合点はいったとしても、気持ちにスポッと入ってこない。






寒いのは仕方がないが、そろそろ春の兆しが欲しいと切に願う今日この頃なのである。