逃げるは恥じか? スマホよ役立て!

スマホ無き生活は無理!

かなり多くの方々が
口を揃えて書かれて
いたが そもそもスマホ
人の生活に登場して
まだ日が浅い新参者



スマホが無かった頃も、人々は普通に生活していた訳で、スマホ全盛の今、例えば刑務所の塀の向こうでは、今でもスマホ無き生活をする人たちがいる。

その内、親が子供を叱る時とかに、「云うこと聞かないなら、刑務所に入れて貰います! そしたら、スマホは使えなくなるんだからね!」なんて脅し文句が成立するんだろうか。







ガラ携使いの私が云うのも難だが、スマホが内蔵する機能の進化は、目を見張る物がある。

昔は便利な文明の利器はなかったからと云って、何も今さら縄文の暮らしまで遡る必要もない訳で、あるならあるで、スマホの恩恵に与る形での新しい社会になればよゐ。



その新しい社会の新常識として、人に恩恵を与えるかも知れないと思えたのが、《GPS》機能！



福岡の居酒屋店長の死を巡って、店側の主張する残業、僅か40時間。



対して遺族の主張する残業時間、最大148時間！







その真偽を問う証拠として、スマホのGPSの記録が挙げられた。

もしも証拠として採用されたら、史上初の快挙となる。







そもそも海外では理解されにくい日本人の働き方、死ぬ迄働くのが美徳とされ、昨今流行りの啓発も、労働者を追いこむ煽り文句に満ち溢れている。

だが、過労死でいとこを亡くした女性は、「死ぬ前に逃げ出して!」と訴える。

私も『STOP THE自殺!』という、若者の死因の1位である“自殺”の防止を、若者に呼びかけるイベントに登壇したことがあるが、その時も結論の一つは「死ぬ前に逃げ出せ」だった。



こと命に係わる限り、逃げることは恥ではない！！













だが、現実には社会が急に変わる筈もなく、100時間を超える残業を40時間にされるのは、よくある話。

雇用側には、幾らでも云い逃れの道があるからだ。

だが、もし今回のGPS機能がものを云えば、せめてその“道”の一つは閉ざすことができる。







スマホを代表する《情報社会》だが、《情報》とは人の“情け”による“報い”と書き、どちらの字も人の振る舞いに由来している。

今回の事例で、スマホの機能が日本人の働き方を変える発端となれば、それこそが、情報社会のあるべき姿の一つなのかも知れない。




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