- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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【お題日記】子供の頃夢中になっていた物
2017年06月06日 20:24
1981年6月6日6時。
映画「魔界転生」の公開初日。
行きましたよ。このころは映画大好き少年で毎週映画を見に銀座、池袋を歩いていた。
このころの角川映画は原作よりかなりぶっ飛んだ話になるものが多く、よく言えば非常にパワフルだった。
原作の魔界転生は10人の転生衆だったが、この映画では5人。しかも原作では名だたる剣豪の集まりだったのに、この映画の転生5人衆のうち二人は細川ガラシャと伊賀の霧丸という雑魚。
戦闘力が高いのは宝蔵院胤瞬と宮本武蔵、柳生但馬のみ。
はっきり言ってしょぼい。しかも宝蔵院と柳生但馬は入れ替わりだ。
スケールがものすごく小さい。
当時の新聞にもそんな評が載っていた。
ところが。
これがとんでもない傑作なのだ。
今でもたまに見返して惚れ惚れしてしまう。
特にラストの柳生十兵衛VS柳生但馬。
業火の江戸城の中での対決。
この業火、合成でもCGでもない。本物の業火なのだ。
この中で全身魔よけの梵字に包まれ、妖刀村正をもって魔界に落ちた父柳生但馬との決戦に挑む千葉真一の柳生十兵衛と、一切瞬きをしないことで魔界より甦りし魔人柳生但馬を演じる若山富三郎との迫真の戦いは日本映画の中でも最高レベルの殺陣だ。
この二人の決着の後に現れるラスボスの天草四郎。一番カッコよかったころの沢田研二。
よくぞこの面子を選んだものだ。衣装は辻村ジュサブロー。
スケールの小さい魔界衆だが、映像美は超一流だ。
あれから36年。
多くの役者が亡くなり沢田研二はあれだし、細川ガラシャ役の佳那晃子は植物人間状態。
でも、映画になかではみんな昔のまま輝いている。
2003年にも窪塚洋介主演でリメイクされたが、そっちは誰も覚えていないだろう。比較するのも失礼な出来だ。途中で見るのをやめてしまった。
https://youtu.be/5Hb5c7JH8dI
このデジログへのコメント
佳那晃子がそんな事に?!
いいよねー
子供ながら
なにか耽美エロのようなものを
感じてました
こないだもう一回観ようと思って借りたけど、忙しくて観られなかった
> ステ・ファニーさん
佳那晃子は脳死状態です。
もう何年も。
この映画はほんと美しいですよね。
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