- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「夜空はいつでも最高密度の青色だ」レビュー☆
2017年05月20日 00:23
石橋静河、池松壮亮主演他。透明にならなくては息もできないこの街で、きみを見つけた。悪い予感だらけの今日と明日が、少しだけ、光って見えた。看護師をしながら寄ろうはガールズバーで働く、美香(石橋静河)。建設現場で日雇いとして働く、慎二(池松壮亮)。人身事故で山手線が止まった夜の渋谷で、二人は出会う。絶望と希望のはざまで、二人は少しずつ前へ進もうとする―。「舟を編む」の石井裕也監督最新作。最果タヒの同名詩集を原作にした2017年現在の東京を舞台に、孤独と希望を全く新しい言語で織り上げた、最高密度の恋愛映画が誕生、誕生!
4/10点!!最果タヒの詩はタイトルからして素晴らしいですし、耳にひっかかる言葉が多く、読んでみたいと思いました。詩は言葉の羅列だから、そこに感情を込められる役者が話さないと、非常に居心地が悪い。石橋静河では染み渡らないです。こういうのは池松くんの方が十八番なのだから、彼に話させればいいのに。話すといえば、池松くんのマシンガントークキャラは初めてで、でも慎二がそんな風なのは、「不安」という言葉以外に説明がなく、不自然でした。美香といる時は話さないし、キャラ分けしてるという意味かな?美香はかなりのこじらせ女子で、石橋の風貌も猿顔で、歩くとノシノシという音が聞こえてきそうなので、こじらせ加減が可愛いという風にはならず、演技は悪くないのですが、朗読は早かったかなという印象です。だから起用されたのかも知れないですけど、これから伸びるかどうかは微妙なラインです。慎二と美香は地方出身者なのかな?東京出身でも家族と繋がってなく独り暮しだと、あんな心境になるのかな?不安で、微かに繋がりそうな糸を切れないようにそっーと手繰り寄せていく感覚はわかりました。こういう感覚の映画が増えたのって、やはり震災後からですよね。傷ついてバンソウコウを貼ってまた傷ついて、たまにポッと光る希望を糧にまた進む。彼らがこの先、一人でも二人でも、安息を感じられるようになるといいなと思う映画でした。2017年公開。
このデジログへのコメント
舟を編む、、の監督さんだったら観てみたいな(^-^)
新しい映画全然チェックしてないので、
いつもありがとうございます(*^^*)
> はらぺこさん
ヒロインの石橋静河さんは石橋凌さんと原田美枝子さんの次女です(^^)石井監督が回帰した感じの作品です。
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