しつこくFlower。（笑）

２人の人から「そんなに好きなの？」って訊かれたりしたんで（爆）、一応書いておきます。（笑）

ん～、特に熱心なファンだった訳じゃなかったです。これまでは。
デヴュー当時歌番組とかで『Still』聴いて、（あれ？ハードロックアレンジ出来るなぁ……）とか思ってた程度。
ガンマ・レイのカイ・ハンセンが、特に好きでも無かったのに「あれ？メタルアレンジ出来るじゃないか」って思って、ペットショップ・ボーイズのIt's a sinをカヴァーしたのと似てたかもしれない。（笑）

でも、買って聴いたら予想以上でした。
ちょっと気を付けながら書かないとだけど、他のDreamだとかHappinessだとかよりもCDが、「普通のアルバム」として成立してると思った。

説明します。
別に他が「唄をないがしろにしてる」って言ってるんじゃないです。
でも、解り易く言えばたとえば『Dance Dance Dance』、唄として考えた場合特に特筆するほどの要素はない、って思うんです。ダンスパフォーマンスにかかる比重が大きい、って言うか。
PV観てると楽しめるけど、CD聴いても脳内でダンス再生しちゃうような。もしくは真似して踊っちゃうような。（笑）

「制服ダンス」が人気あるのもコレかな、って思う。あれ、どう観てもダンス主体な訳じゃないですか。歌ないんだから。（笑）でもあれも観てて面白い。スゲーとか思うし。

そういうニュアンスです。
俺は鷲尾伶菜がヴォーカルとして好きで、ベストは全部鷲尾１人ヴァージョンで録り直しても、心配したのがバカみたいに「全然物足りない感ないじゃん！」って思いました。（笑）
ライヴで再現するのは大変だろうけどね。
で、CDとして楽しめる上にあとのパフォーマー５人がこれまた巧い訳じゃないですか。
しかも、あくまでダンスは「曲を強調するためにある」スタンス。ただ踊るんではなく、曲のシチュエーションとか意味とか、表現手法を考えていることは中島美央も藤井萩花も言ってます。

鷲尾のヴォーカルに文句なし、その上「優雅にも歯切れ良くも踊れる中島美央」、「SもMも演じられる妖艶な藤井萩花（笑）」、「とても素は天然と思えない８頭身佐藤晴美」、「安定感の重留真波」、「ホントに二十歳前か？な坂東希」。

楽しめない訳ないでしょう。（笑）


――と、ここまで書いてここからは文句です。（笑）

小竹正人。こいつをなんとかすべきだと思いますね～。作詞家です。
LDH所属なんで、遊ばせとく訳には行かないんでしょうけどね～。
とにかくすぐ泣く。たぶん、コイツのアタマの中は「切ないと言えば涙」「バラードといえば涙」なんでしょうね。
単純過ぎる。

『Still』はこいつではなく松尾潔の歌詞なんですが、「涙」とか「泣」って単語は出て来ないですよ。
でもこの小竹の歌詞は９割方泣いてる。
その上再三書いてるけど、男性目線だと「♪女々しくてっ女々しくてっ女々しくてっ！　辛いよ～～」な気分になる。

『さよなら、アリス』は好きな曲だけど、コイツの歌詞じゃなければもっと良かったでしょう。
「イヤだよ　イヤだよ　イヤだよ」の３連発ですよ？　子供か。
別れの曲だけど、相手のアリスに「別れられて良かったね～」って言いたくなるじゃないですか。（笑）
ってか、「そもそもこんなのと付き合うな」って。（爆笑）
「最後にキミの名前　呼び捨てにしてみるけど　なんか泣きたくなるよ」ですよ？
オマエ草食系だろ。
「Good-bye mysweet girl　Good-bye mysweetlove,bye-bye」って、コイツ将来はストーカー化しそうじゃないすかっ？　それこそ「イヤだよ」。

最新の『モノクロ』もコイツなんですが、あんなにパワフルでハード・ドライヴィンなダンサブル・チューンでPV観てると「もう絶対全員肉食系」なセクシーメンバーで、なのにいきなり「泣きながらなんだって乗り越えてきたの」ですよ？
俺、PVの丸い小窓のとこ好きなんで、あれ観ながら我慢してるんです。（笑）

あ、『さよなら、アリス』のPVにも文句あった。
あれ蜷川実花の監督なんですが、花で埋め尽くした画面はAKBでやった焼き直しですね。
加えてブルー系蛍光灯の水槽は、父親の故・蜷川幸雄が嵐のニノ主演で「青の炎」って映画撮った時に使ったまんまです。あれ用意したのが蜷川実花本人だった筈。
手抜きすんな。（怒）　ネタも尽くしてるんだろうけど。



ま、好きですFlower。（笑）