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銅メダルに思う (メチャ長の5000文字超え)≡3
2016年08月10日 18:18
カヌー・カナディアン銅メダル!
日本はもとよりアジア
初の快挙は天晴れ♪
インタビューの受け答え
言葉を選びながらも
噛み締めるその一言
ひとことが胸に響く
但し、すべてにそれを求めちゃあ、そりゃあ、ダメだろう┐(;´д`)┌
朝、点けっ放しのTVからは五輪の結果、というか獲得メダルの発表会。サンバカーニバルならぬ讚美カーニバルだ。
そこで、聞きたくもない馬鹿げたやりとりを聞いた。それを云ったのは、番組の企画・演出を手掛けるTV・producerのコメンテータ。
「柔道で銅メダルを取った選手の人って、皆サン笑わないんですよねー」
☆暗えーよ!
◆笑えよー!
↑と、云いたい訳だ。
本人に、それを云うかあ!?
演出家として、普段から偉そうに上から目線で物を云う癖が出た。人の気持ちなど、これっぽっちも感じようとはしていない。
スポーツの銅メダル、記録・採点タイプと対戦タイプでは、その意味合いが全く違う。
争った結果の「記録」を競うなら、銅メダルも達成感アリ。だが、対戦では
◎金メダル → 勝って終わり
●銀メダル → 負けて終わり
○銅メダル → 負けて勝って終わり
「金メダル」以外は、負けているのだ。
「日本人は、メダル#チガイなんですよ」
かつて、水泳・千葉すず選手の発言が物議を醸した。
五輪メダルの期待を一身に背負った水泳界のヒロインだった千葉選手なのだが、五輪で結果が伴わなかった。その大会で一躍脚光を浴びた選手が、無印のダークホース、岩崎恭子選手。
明暗を分けた二人だが、選手村の宿舎では二人は同室。岩崎選手の金メダルに、千葉選手は開口一番に祝いの言葉を口にしたという。
無冠の天才・千葉選手は、その後も水泳界の牽引役だった。が、彼女が率いた次の五輪で、女子水泳陣は一つもメダルが取れなかった。
日本国民の代弁者を名乗るマスコミの執拗な質問攻勢に、千葉はキレた。
そんなにメダル、メダルというのなら、自分で泳いで取れば!?
そして、先程の放送禁止用語発言に繋がってゆく。
TVは、視聴率さえ取れれば、よゐ。そのためになら、人を人と思わぬ所業は当たり前田のクラッカーだ。
以前に漫画を描いていた時、少年犯罪・少年法を取り上げた企画を持ち込まれた。世の中はバブル景気真っ盛り、四半世紀前のこと。
出版社が用意した原作者。教育の専門家を名乗る、TV局制作出身の教育関連の著述家・コメンテーター。所謂、「ご意見番」だ。
だが、その内容は余りにエキセントリックで、刺々しい物だった。
私は、漫画家の本宮ひろ志先生の流れを汲み、その時の少年法企画の監修者は、本宮先生のご友人だ。新人の私には、断る選択肢はない。
だが、監修の弁護士の先生の偉業、『綾瀬母子殺人事件』誤認逮捕の少年たちの冤罪を晴らす獅子奮迅の闘いも知っている。
いつも原作を変える訳ではない。専門的知識は、専門家に頼るべき。だが、今回の教育問題の専門家はと云えば―――
☆万引きは誰でもやっている麻疹みたいなもの
◆自転車泥棒は犯罪とは云わない
バカバカしい自説を展開する原作は無視した。原作の設定、骨組みだけを活かしたネーム(大ラフな下描き)を描くと、案の定、原作者からは抗議された。
出版社経由で送られてきた抗議のファックスは、終始の上から目線で――
☆愚鈍な大衆は私の書く物を読み眼を醒ますことに喜びを感じる…
何様だ、一体……!?
編集者も交え、会って話しもした。
残念ながら原作の彼女は、如何に自分が優れているか、稼いでいるのかの自慢話に、世間への訴求力我に有りと、自説を一切譲らない。
高収入だと、その人は正しいのか?
TVに出てるって、そんなに偉いか?
亡くなられた被害者の方の尊厳に目を配らない原作に与することはできない。
作画担当としての、作家名・略歴を伏せることを条件に、原作通りの作画をする旨を出版社に伝えた。
驚いた担当の編集者は、すぐさま電話をしてきた。出版社は京都にあり、編集者は女性だ。問い詰める標準語が、みるみる内に京言葉に変わってゆく。
原作者は出版社が用意していた。出版社の編集の彼女が、原作者の肩を持つのは当たり前田のクラッカー。
肩書き、原作者のツテで書評コメントを依頼できた名だたるメジャー著名人、精力的な語り口………。
洗脳とまでは云わないが、編集の彼女が原作者の女性を過度に信用していたとしても不思議はない。原作者を否定する私に、云いたいことは山程あるだろう。
私は、わざと挑発した。
ボルテージはガンガン上がり、終いには泣きながら、それでも怒鳴り声は途切れなかった。
私は、黙って怒声を聞いていた。
やがて、意味のある言葉は途絶え、シャクリあげる荒い息だけが残った。彼女の息が整うのを待ってから、私は静かに口を開いた。
「云いたいこと、全部云えました?」
私は、監修の弁護士先生の活躍を通し、少年法を扱うなら子供たちに対する熱情を持つべきだと思う旨を伝え、検討をお願いした。
その一方で、原作者からの反撃に備え、警察白書、青少年白書と原作を突き合わせ、原作の、どのデータが情報操作されたものか突き止めていた。
が、それを持ち出す迄もなかった。後日、少年法の企画漫画は出版社の判断で流れることになった。
出版社からは、社長を伴って担当編集者が上京され、謝罪に訪れた。
私は中卒のしがない絵描きだが、漫画家の看板を挙げているなら、同じ土俵に上がる以上は、たかが有名大学卒の超エリートに、文章力で負けることは絶体に許されない。
無知で愚鈍な大衆は、正しい見方、考え方を教えてやれば、それだけでありがたがる。
私には、大衆にそれを示す才能がある。大衆は、私の作品を見れば…
本気で、↑こういうことを云えるのが、TV局関係者の常識らしい。
朝、TV・producerのコメンテータの一言。四半世紀、25年経っても、TV局って変わらねえなあ、と思う。
いやいや、待てよ。
――ってか、考えてみたら、今朝のコメントをしたTV・producerって、無知で愚鈍な大衆発言彼女の大元じゃんΣ(-∀-;)
┐( ̄ヘ ̄)┌
┐(;∈д∋)┌ ≡3
このデジログへのコメント
選手は、多くを語りません。
常に上を目指して、努力していますよね。
テレビを見ている人はそれがわかっているのに…
主旨とずれてしまったら、ごめんなさい。
がんばれ「日本」より
一人一人を応援したい
いえいえ 大丈夫ですよ.
頭に浮かんだ色々を
書き散らかしただけですから
思ったことを
好きに書いて下さってOKですよ♪
長文にお付き合い下さり
本当にありがとうございました
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