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生まれてから百年! 手話に陽のあたる日は来るのだろうか?
2016年03月04日 13:09
手話を日本語と
同等に認めよう
という法制定を
国へ求める動き
が広がっている
写真は、百繋がりで『THE100』カラ。
日本語の手話が誕生してから百年が経とうとしている。
だが、日本語の手話が日本で公式に認められたことは、まだただの一度もない。
本来は生徒の障害の程度、特性は多様な筈だが、日本のろう教育は一律に声帯での発声を義務付けてきた。
手話を「言語」と位置付けた障害者権利条約が2006年に国連で採択されたことを受け、全日本ろうあ連盟は2012年に法案を作成し、全国の地方議会に働きかけてきた。
手話を言語として認めて欲しいという各地での動きに文部科学省は「生徒の障害の程度もさまざまで、必須化は難しい」としている。
当然だろう。
これは国の教育理念を真っ向から否定するものだからだ。
日本のろう教育は健常者を基本として今までやってきた。喋れない児童を健常者と同じにすることが教育のするべき全てになる。
これは、障害者は汚らわしいとの考え方。元々、喋れないということは忌むべき恥であった。
これに違和感を覚えていた大阪の聾唖学校の校長が、大正の時代でありながらわざわざ渡米までしてヘレン・ケラーに会いに行く。
この出会いで手話の必要性を強く感じた彼が、日本語手話を創った。だから日本語手話の指文字の母音は、アルファベットなのである。
だが、ついぞ国に認められることはなかった。
聾唖学校では、手話は厳禁。
戦前は、使えば体罰が待っていた。
戦後の現代であっても、
「手真似はやめましょう!」
の貼り紙は当然のスローガン。
ろう学校で初めて手話が使われた授業は、昨年の東京の事例を待つまでなかったのだ。
手話を言語とする『手話言語法』は、昨日の栃木県芳賀町議会にて法制定を求める意見書が採択されたことにより、国内地方議会1741全てで採択が完了した。
手話を言語と認める法律を制定国
・韓国(今年8月施行)
・キプロス
・スペイン
・スロバキア
・スロベニア
・チェコ
・ニュージーランド
・ハンガリー
・ベルギー
の九ヵ国。
日本では、議員立法に向けた動きはない。
.
このデジログへのコメント
必要とする人の気持ちに
どれだけ寄り添えるか。
難しくないはずやのに変な体裁とか
絡まって見失いがちなんやろね。
> cho-coさん
寄り添うことができる人は
能書きは垂れません.
お役所はまず能書きからのスタート.
教師に手話を習得させる費用は
新規の予算組みになるから
前例ナシで却下
> モカ♪♪さん
各々の国で事情は違うだろうから一概には云えないとしても少ないですよね.
日本でも都道府県レベルでは鳥取・神奈川・群馬が手話普及に向けて取り組んで条例も制定してます.
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