- 名前
- けーでぃー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 50歳
- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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好きな掃除 その2
2016年01月16日 21:18
前回に引き続き、掃除の話です。
私が、幼少期からずっと「いつかやってみたい」と夢見ていて、
大学時代のアルバイトで実際にできたもの。3つあります。
かっこいい制服を着て、ビシッと立つガードマン。
かっこいい衣装を着て、ハデに戦う遊園地のヒーローアクションショー。
そして、
「駅のホームのガム剥がし」です。
画像をご覧下されば、お解り頂けますかと。
これで、あれを、こう、ゴリゴリと削り取るわけですよ。
あの、ホームにこびりついたガム。
あれがもう、どーにもこーにも、小さい頃から気になってましてね。
この手で剥がしたいと、ずーっと思ってました。
で。
大学に入って最初の夏休み。
当時はまだインターネットが普及しておりませんので、
バイト雑誌をパラパラめくって、駅清掃のバイトを見つけまして。
応募して、採用。晴れて念願が叶ったってわけです。
この、へばりつきガムですが。
イメージ通り、なかなかに固くて、そう簡単には剥がれない。
根元にヘラが食い込んでも、気持ちよく全体が「ポンッ」と
纏まって剥がれることはほぼなく、大抵は少しずつ削るしかなくて。
ゴリゴリガリガリと。
でも。
それがまたいいんですよ。時間と体力を使って、
削って削って削って削って、一か所終わったら次に移って、
削って削って削って削って……ふう、と一息ついてみたら、
いつの間にやら沢山削り取れていた、辺り一帯が綺麗になっていた、と。
「剥がした跡」を拭き取るのがまた手間なんですが、それもやりがいアリです。
草むしりもこれに通じてますね。
一本一本は細く小さく、ぷちぷちぷちぷちとむしっていくだけでも。
時間が経ってから、ふと気づいてみれば。
むしった草は山積みになっており、改めて辺りを見渡すと、
草ぼうぼうだったはずの地面が、見事に平地になっている。その感動……
成果がきっちりと目に見えることと、
適度に体を使う=運動になること、
その辺りが掃除というものの楽しさ・気持ちよさかな、と。
そのように思います。
と、いうような文章を打ってる、私の自室は結構散らかってますが。
お恥ずかしい。
☆☆思い出1☆☆
駅清掃のバイトの面接を受け、その場で採用が決定した時。
面接担当者は、面接したその席から、私の目の前で、
どこかに電話してました。
バイトが1人決まったから、ということでスケジュールの設定とか、
制服の手配とか、そういう電話だったみたいです。
私の目の前でです。私の目の前でです。
「ああ、せや。今決まった。名前は、けーでぃーっちゅーてな。
18歳、大学生。よぉ肥えた子ぉや」
……ま、当時はそうでしたから。事実でしたから。いーんですけどね。
私が厳しいダイエットを開始して、標準体重になったのは、
大学卒業間近のことでした。
☆☆思い出2☆☆
この時、ホームのへばりつきガムをガリゴリガリゴリと削りながら、
あーでもないこーでもないと構想し、帰宅して書いて、
翌日また出勤してガリゴリガリゴリ、あーでもこーでも、
帰宅して書いて……と繰り返し、そうやって夏休みの間に書き上げた原稿が、
私の小説家プロデビュー作でした。
その点でも思い出深いバイトです。
このデジログへのコメント
バイトしながら小説の構想を練る、、。
一石二鳥ですねw
このログを読んでいると、けーでぃーさんの几帳面さがうかがえます(´▽`*)
> はぎんちょさん
ありがとうございます。単純作業は「別の楽しいこと」を考えつつやると、
時間の経過=ノルマをこなすのが早く感じられ、ラクになりますね。
普段、辛い筋トレをそれで乗り切ってます。
他人にわかりやすい文書を書くこと。オデシさんになりたいです
> 木綿子さん
光栄の行ったり来たりです。文章力は衰えてないと思ってますが、
やはり思考が年寄りになってきてますね。私が志してる小説のジャンルが
若者向けなんですが、年々感性のギャップを感じて……
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