日本一短い手紙《家族篇》

『ER』season11
カーターはロッカーから
卵だった10年前
自分宛に書いた
手紙を見つける



おはようございます＼（´Ｏ｀）／


↑これは、今は亡きグリーンの教え。


私も若い頃に、書いたことがある。青臭さが、懐かしい。






最近、移動中や手を休めたい時に読んでいるのが、福井県丸岡町の『日本一短い手紙』のシリーズ。


長くても、35文字。


添えられた投稿者の解説も含めて1分とはかからない。
が、余韻で暫しの間、想いに耽る。


チョコッと読むには、最適の本♪



いま読んでいるのは、家族の間の往復書簡。手紙だからこその、笑いや温もりが溢れている。


見開き毎の、ほんわかの時間――












†孫⇒おじいちゃん

おじいちゃんへ
肩たたき券あげます。
どうぞいつでも使って下さい。


‡おじいちゃん⇒孫

ありがとう。
でも、財布と相談しながら
使わせてもらいますよ。


¶15歳孫娘、肩たたき券プレゼント。小さな文字で書いた「5分100円」の注意書き、気付かれる。












†妹⇒兄

いすに座る時、
いつも足を持ってくれてありがとう。
これからもよろしくね。


‡兄⇒妹

いい筋トレになってるよ。
もう少し太ってくれた方が、
持ちごたえあるなあ。


¶体幹機能、四肢マヒの障害のある18歳の妹さんと優しいお兄さん。












†母⇒子

約束を守らない子は
きらいです。
そんな子はもう帰ってこなくていいです。


‡子⇒母

ただいま。
お母さんのきらいな悪い子の翼が
いい子に変身して帰ってきました。


¶登校前に手紙を渡された小6の息子から、夕方、仕事から帰った母に渡された手紙。












†息子⇒母

お母さん
早く帰って来てください。
犬と猫と猫と猫が大変です。


‡母⇒息子

犬と猫には、
退院するまで息子のことを頼んでおきました。
安心して下さい。


¶入院中の母と15歳の息子さん。












†孫⇒おじいちゃん

おたんじょうびおめでとう
こんどなんさいになったの
10さいくらい？


‡おじいちゃん⇒孫

けえきおいしかったぞ
なんさいかわすれたなあ
10さいでもいいよ


¶誕生日に届いたケーキに4歳の孫の手紙。彼には“10”、とても大きな数字。











†妹⇒姉

ケガのあべ、なてだ？
こんな時こそ、カメラ付きケータイだで。
傷口、見してみん。


‡姉⇒妹

傷口もなも、まだ、
ガーゼ取らんねなやな。
ガーゼの写真でもいんだが？


¶秋田の家族。訛りが嬉しい。
「ケガの具合はどう？
こんな時こそカメラ付きケータイだよ。
傷口、見せてみなよ」
「傷口も何も、
まだガーゼ取られないの。
ガーゼの写真でもいいの？」












ところで、お題―――
友人に恋人が出来たら？


男は、わかりにくい。
でも、自分から話したがる。


女は、わかりやすい。
かわるものV(^∇^)V