趣味は読書、阿呆らしいだいたいの計算

今更ながら、僕の趣味は読書である。しかも、安価な文庫本専門なのだが、仮に計算してみる。
一冊平均高く見積もって、700円として、その文庫本を三日で一冊読了すると、一カ月で約十冊。7000円である。
一年で84000円。
大の男の趣味が、一年10万円もかからないくらいの趣味である。
しかし、実際は廉価であるために、読み終わっていないにも関わらず、次から次へと買ってしまう。
本は、持っていなければ仕方ないが、持っているだけでは仕方ない。読まなければ意味がないのだ。しかも、映画や音楽を鑑賞するのと違って、自分でページを捲らなければ、進んではくれない。
さて、今日は「銀の匙」を読み始めたのだが、どうしても車谷長吉の「文士の生魑魅」という本が欲しくなり、発作的に池袋に行ったのだが、結局空振り。
同著者の「赤目四十八瀧心中未遂」という本を買ってしまい読み始めた。
「銀の匙」はお休みというか、家で読むことにする。