- 名前
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- よろしくお願いします。 日記を読んでもらえると、とても嬉しいです。 独身なので、普通...
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趣味は読書、終わって
2014年12月03日 04:01
「一私小説書きの弁」昨夜、読了。西村賢太の文章には、頻繁に使われる単語や言い回しが幾つかある。このエッセイ集の中で、その使用法の間違いを、編集者や作家から指摘された際、それが文体であるとして改めなかったという話が書かれているが、この他にも、サラリーマン編集者に何が分かるかくらいの勢いの文章が幾つかあり、それはそれで、痛快ではある。
横溝正史の旧角川文庫版の表紙を描いていた杉本一文の話が出た時は、驚いた。僕も、西村より少し年長の中二の頃から、一気に横溝正史に夢中になったが、多分年齢差を考えると同時代。横溝の作品の魅力はもちろんあったが、やはり当時少しエロティックな杉本一文の表紙に、魅かれた部分も多い。
性格や行状は、まるで僕とは違うようだが、嗜好が似ていて、エッセイに小説にもそれらが度々出て来るので、尚更興味深く読むのだろう。
一応、文庫で作品として未読のものは無くなった。昨日の帰りの電車の中で、読了したのだが、それを予測して、「暗渠の宿」も持って行っていた。西村以外の読みさしの文庫が数冊あるが、この機に勢いに乗って、以前に読んだ「暗渠の宿」「苦役列車」も再読しようと思う。これを最優先でやって、西村賢太は一応終わりになる予定。
このデジログへのコメント
あ~杉本カバーはなんとも不気味で良かったですね
今夜テレビに西村賢太出ますよ~見ましょ
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