趣味は読書、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」

仕事帰りに、書店に寄って、ルナールの「にんじん」を買おうと思ったが、大きな書店なのに置いていない。散々探して、検索機で見たら、在庫なし。更にうろうろして、結局、池波正太郎の「食卓の情景」を買った。何度目だろうか。最低でも、二回はブックオフに売っている。今度は、絶対に売らない。
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」はあと、少しで読み終わる。描写と会話のバランスが良いので、面白いのだろう。
本を読むとは、傍から見れば活字を目で追っているのだが、頭は耐えず活字に触発されて、様々なものを想像している。
どの本も、読んだ人それぞれに違ったイメージで読まれる。同じ本を読んでも、感じ方は人それぞれに違う。それは、より具体的な漫画や映画、テレビドラマとは比べものにならないくらい違うだろう。ある作品は、作家の手を離れると、読み手独自の作品に変化するのだ。