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趣味は読書、愛しの文庫本
2014年09月28日 00:42
中学の一年の、ちょうど今頃から、文庫本を買うのを覚えた。
これは、今から考えると、僕の人生にとって大きなことだったのだろう。
自分の小遣いの範囲で、それまで親にねだって、買ってもらっていた本を、自分の意志で、手に入れられるようになったのだ。
過去は、全て事実の積み重ねだが、もし、この時異常に音楽にのめり込んだり、映画好きになっていたら、人生は変わっていたか。僕の答えは否である。
遅かれ早かれ文庫に出会い、このようになっただろう。
では、なぜ文庫本か。
まず、廉価である。コンパクトである。単行本にはない解説が付いている。あとがきも、単行本版プラス文庫版のためのあとがきが付いていたりする。
僕の中では、文庫本と解説はセットなのだ。同じ作品が複数の文庫で出ている場合、解説を誰が書いているかで、決めることがある。
一つだけ、例を上げれば、池波正太郎の「江戸の暗黒街」は新潮文庫と角川文庫で出ているが、角川は中島梓が解説を書いているので、角川文庫を選んだというようなことである。
もちろん、文庫にも短所はあり、本が痛み易いということ。ページが折れ曲がったり、色帯の角が折れたり。それと、最近活字が小さく、読むのが辛くなって来た。これは、年齢のせいである。しかし、単行本は読むのに重過ぎて疲れてしまう。電子書籍は、味気ない。
割りと高い文庫本で、700円代だろうか。仮に、700円代の本が500ページくらいあるとして、一日に、平均100ページ(僕のスピードで約二時間)読むとして、五日かかる。一ヶ月で6冊読むことになる。一年で72冊。
5万円を少し出るくらいである。しかも、本は読まなけれは意味が無いので、買った時点では完結しない。
たかが文庫のことで、こんなに書いてしまうとは、変態かもしれない。
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