趣味は読書、寄り道篇

図書館で貰って来た佐高信の本を、拾い読みしている。
僕の好きな作家や芸能人も、やり玉に上がっていて、中には何度も登場する人もいる。
しかし、これだけ有名人を斬っていると、圧力も凄いのだろうなと、想像される。有名税だからなどと、鷹揚な対応をしてくれる人は少ないだろう。
もちろん、読者としても、自分が好きな有名人の批判が書かれているのは、愉快ではない。だが、単純に好きというのではなく、批判を頭に入れた上で、自分の好きな有名人を再評価してみるのも良いと思う。
好きというのは、えこひいきの極限だと思うが、好きな人の別の一面を知らされるのは、興味深い。
ダイアナ妃まで批判されているのには、驚いたが、歴史特に近代史の背景を知ることは、重要である。
また、司馬遼太郎を批判しているのだが、僕も
著者とは違うが、一般の人のようには、司馬は読んでいない。ただ、先頃亡くなった山崎豊子については、これから沢山読もうと思っていたので、少しイメージが変わって残念だ。しかし、作品は作品として読みたい。