- 名前
- さみくらうす
- 性別
- ♂
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- ルックスには自信は無いですが、その分(?)優しさには自信があります。。 それと、メカ...
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42歳の初恋 その13
2013年12月20日 13:03
僕は、数ヶ月前に連絡を取ったクラス会の幹事に電話を掛けた。
お?どうした?お前から電話なんて珍しいなぁ
僕は、丁度長距離便の配達が入ったので、行きがけに実家の方を通るから、会えないか?と聞いた。
、、、何かワケありだな?わかったよ。
ありがたい。
普段なら岩手に向うのに少しでも休みたいところだが、優先度はこっちがかなり上だ。
僕はトラックを飛ばして、故郷を目指す。
約束の場所で、会うとすぐに本題に入った。
彼女との経緯を、彼女と逢って吹っ切れた姿を見せて安心させたい。出来ることならまた友達からやり直したい。
もしそれらが叶わなくとも、一目逢いたい。
急遽セッティングしてくれる事になった。
その日が12月21日
そう。
明日だ。
彼女のメールから一ヶ月とちょっと、やっとこの日が来た。
でも、不安はある。
また病気が再発しやしないか?
彼女に笑って逢えるだろうか?
だって、長かったんだ。一ヶ月がこんなにも長く感じた事は無い。物足りなかった事は無い。辛かった事は無い。寂しかった事は無い。逢いたかった事は無い。愛しかった事は無い。
頼む、僕が一ヶ月感じていた
物足りない気持ちの千分の一でいい、
寂しい気持ちの一万分の一でいい、
逢いたい気持ちの一億分の一でいい、
愛しい気持ちの一兆分の一でいい、
貴女が感じていてくれたなら、僕はもう、それだけでいい。
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