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脱炭素、そろそろやめましょうよ。 その4

2024年08月25日 23:53

欧米共闘の先にあるもの

今、自動車ハイブリッドシステムと言えば日本のトヨタが群を抜いてトップだ。
ひとくちに「ハイブリッド」と言われているが全くの別物と言ってもいい場合もある。


ついでに豆知識
これはあまり知られていないが、ハイブリッド自動車発明当初に考案されていた方式で、当時の技術で作られたハイブリッドカーは、あまりメリットがなく一度見捨てられている。


それを30年ちょい前、日本の技術者欧米の文献や論文からハイブリッドシステムを再発見し、現代の技術で発展させた結果、日本人大好きな「省エネ」に特化したものとして蘇ったのだ。

当然、欧州各社もあわてて追随を試みたが、どうにかこうにか「なんちゃってハイブリッドを販売するのがせいぜいだった。

元来、自動車に関する先進技術はモータースポーツからもたらされる。
モータースポーツ貴族の遊びから発したものであり、そのせいで「欧州こそが至高」というなんとも面倒くさい素地がある。
当然日本が一番なんて事は絶対に認めたくない人がいる業界でもある。

だが、ハイブリッドなど古すぎて特許も切れた技術だ。
だから「猿真似をされた」などと批判することもできないし、もともと自分たちが捨てた技術で日本と同じ土俵に立とうとすること自体プライドが許せないのだろう。
まぁ、米国だけは産油国なのであまりハイブリッドに興味が薄いが、最大の貿易摩擦品目だから日本の足を引っ張るために欧州同調しているわけだが。。。。

そして欧州ディーゼルエンジンに目を向け(逃げ)た。
環境にやさしいディーゼルエンジンが、ガソリンエンジンに代わる新時代のエンジンだ。
日本は時代遅れガソリンエンジンをどうにか存続させようとしている。
ハイブリッド邪道だ!と。

そして最悪の転機を迎える。
説明は省くので「ディーゼルゲート」で検索してもらいたい。
結局、後日ディーゼルエンジンの問題も日本は解決してしまうのだが。。。

ガソリンを馬鹿にしてディーゼルに逃げた以上、内燃機関には戻れない欧州
そこに大義名分を与えた「地球温暖化」「SDGs」
行きついた先は、、、、「EV」
物語は最悪の結末に向かって加速する。

と、いうわけで続きはまた今度。

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