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「メイジーの瞳」レビュー☆

2013年09月30日 00:34

「メイジーの瞳」レビュー☆

ジュリアン・ムーアアレキサンダースカルスガルド出演他。アートディーラーの父とロック歌手の母(ジュリアン・ムーア)が離婚。きまぐれな両親に翻弄される6歳のメイジー(オナタ・アプリール)に手を差し伸べたのは、それぞれの新しいパートナーだった。自分の居場所を求めて歩き続けたメイジーが最後に選んだ答えとは―。「キッズオールライト」の制作陣が贈る、感動のヒューマンドラマ

4/10点!!子どもの視線は、痛いくらい正直なんです。だから、愛されたい時に、愛してるという人間と、愛の言葉はなくても、何時でも自分を受け入れてくれる人間の違いが、初めは分からなくても、いずれ分かってしまいます。耳が痛い話でした(^_^;)メイジーにとって、別居したセレブな父と母の間を不定期に行き来する事は、いくら愛してると言われても、その「愛してる」は、明日には「さようなら」になってしまうかも知れないものなので、心から安心出来ない、感情を表に出す事も出来ない毎日が続いています。そんな時、図らずとも、そんな両親の親権争いに巻き込まれ、同じく困惑しているそれぞれの新しいパートナーリンカーンアレキサンダースカルスガルド)とマーゴが、メイジーに手を差し伸べてくれます。両親もリンカーンもマーゴも、それぞれ自分の生活があって、メイジーが負担になるのは同じですけど、お金があっても仕事に追われる両親は、メイジーの面倒を見ることが出来ず、安月給の仕事だけど、生活に余裕のあるリンカーンたちは、メイジーにきちんと向き合う事ができます。それに対して、スザンナがリンカーン嫉妬するのとかは、皮肉だなぁと思いました。そして、「うちに帰りたい。」と言っていたメイジーが選んだのは、継父母のリンカーンとマーゴ。この3人の方が年齢的にもしっくりくるし、海辺ピクニックや、3人で手をつないで、メイジーがそこで初めて無邪気に笑顔を見せていたのが、印象的でした。柔らかな光の差し込みだったり、温かみのあるインテリアが素敵だったり、それもメイジーの世界観なのかなと思いました。繊細な作品です。2014年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2013年09月30日 11:48

    > GRAYさん
    光とかぼかした感じの映像が綺麗なので、大丈夫だと思いますよ。ぜひぜひご覧になってください。

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