週末の過ごし方

週末はたいてい、ダンスの練習かモデルのお仕事が多くなっている私ですが

時間があるときは、ボランティアに時間を割いています


ｾｯｸｽﾎﾞﾗﾝﾃｨｱだけだと思いますか？
いいえ、介護やリハビリの相手も
たまにしているんですよ



もちろん、専門知識がない私なので
ヘルパーさんや療法士さんのようにはできませんが
心を接することは、素人の私にだって出来ますから



介護やリハビリ（リハビリは怪我の後のケアではなく、
障害を持っている方の四肢の運動を補助しています）
こういったお話は、基本として紹介されてから伺います


長いお付き合いの方で、もう4年ほどになります



おむつを替えたり、お食事を食べる補助をしたり
おじいさんやおばあさん、小学生や青年などなど
色んな人が私のお相手になってくれます



やっていれば、色んな事があります

「女になんで下の世話をうけないとならんのだ」って怒るおじいさんもいたし

「こうやって、いいことしてるって自己満足してるんでしょ？」って言ってくる中学生



本当に、いろんな人がいます



人と違うところは、
私は相手と本気でケンカします


それこそ、言葉で何時間でもケンカします



それがいい方法かどうかなんて知りませんが
ケンカをすると、本音を話してくれます


「息子の嫁が、介護を嫌がるから
人はみんな介護を嫌がるんだ」と話してくれたおじいさん

「母親が俺を産んでおいて、腕が動かない
足で歩けないとわかったら、あんたみたいな他人に丸投げした」と嘆いた中学生

「私は可哀想な人間なの」と、自分の境遇を恨んだ同い年の女の子



そういうのと、私は本気でケンカします

自分勝手ですが、言いたい事を言ってもらえると同時に
私も言いたい事を言うので、隠し事がなくなります


そして、私はかなりずうずうしいので
平気で相手の懐にｽﾞｶｽﾞｶ入り込みます



そうすると、いつの間にか
「また来たのか」って言われていたのが

「来週は来れるのか？」に変わったり

「もう来なくていいよ」って言われていたのが

「また来るよね？約束だよ！」に変わったり


それだけで、私は嬉しくなります



ああ、こうやってお友達ってできていくんだな
人と心を交わすって、こういうことなんだな

と、私自身が実感できて嬉しいんです



自分に驕っていた私は、小学、中学時代のお友達が多くありません

でも、今はこうやって年齢も性別も関係なく
お友達と自分で交流して、信頼しあえるまでになれたんです



たいていの人が、自分に甘くしてしまうことがあると思います

ケンカしても「私は悪くない」って、自分を擁護してしまったり

私だって、昔はその典型でした



そうやって自分を守る時期は、もう過ぎたんです

これからは、私と仲良くしようと努力してくれる方々を
全力で守りたいんです