１枚の写真

　１枚の写真から，数多くの記憶やイメージが蘇ってくる。
以前のログに，「嗅覚の不思議」的な内容を書いたが，視覚や聴覚というメインの感覚は，一瞬一瞬にとてつもない情報を含んでいるように思う。
とある人のログにコメントしたときに，これは思いついたことなのだけれど，１枚の写真から，果てしないと思われる程の情報が蘇ってくる。
そこに１枚の写真がある。
まず最初に思うのが，何の時の写真なのか？ということだろう。
「あのときの写真だ！」みたいになれば，そこから先は無限の世界。
その中に少なくとも複数の人間が写っていたら，その１枚に写るその人それぞれとの思い出やイメージが何処までもつながっていく。
さらにその場所や，それにゆかりのある事柄など…
勝手に想像しただけで妄想の世界に入ることが出来る。
でも，１枚の写真から，ある１つの強烈な風景（イメージ）しか出てこないとか，最初に出てくる風景（イメージ）が必ず決まっている，ということもある。
そしてそんな風景（イメージ）は，実際に写っている写真と何ら関係ないこともある。
どうやってその風景（イメージ）は定着したんだろうか？
凄く不思議だ。

　皆さんは，１枚の写真からどんな風景（イメージ）が蘇りますか？