- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「東京家族」レビュー☆
2012年12月22日 00:17
橋爪功主演他。2012年5月。瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪功)、とみこ(吉行和子)夫婦が上京して来た。東京の郊外で個人病院を営む長男の幸一(西村雅彦)、美容院経営者の長女の滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)たちは、東京滞在中は両親に楽しく過ごしてもらいたいと世話を焼くが、のんびりとした暮らしをしてきた2人とは、あまりにも生活のリズムが違い、家族の間には少しずつ隙間が生じ始める・・・。そんなある日、とみこが次男の家から帰ってきて倒れ・・・。半世紀のあいだ、その時代、時代の<家族>と向き合ってきた山田洋次監督が、いま2012年の家族を描いた、大きな共感と涙を届けてくれる、感動作の誕生です。
9/10点!!小津監督の「東京物語」をモチーフに、山田監督が、現在(いま)の家族を、丁寧に描いた映画です。何処にでもいる家族の、地方から親が上京してきて、東京の家族が集まってという、何処にでもある話なのですが、だからこそ、自分と重ね合わせて観てしまいます。それぞれの立場に共感したり、親世代の会話ってこんな風なんだと知ったり、どんどん、この家族の中に入っていく感覚になりました。とみこが倒れてからのシーンは、悲しいのに、暖かい涙も出て、家族の冷たさ、暖かさ、切なさ、悲しさ、色んな側面が、丁寧に詰め込まれていて、本当に暖かい素敵な作品だなぁと思いながら、観ていました。台詞もとても良くて、印象に残る泣ける台詞がたくさんありました。震災のエピソードや、歌舞伎のシーンや、次代へと繋ぐ蒼井優、荒川ちかの投入など、山田監督のこの作品(東京物語からの)への敬意を感じました。家族って、時には煩わしいし、一緒にいるのが辛い事も多いけど、大切にしなきゃ、大切なんだと、改めて気付かされた山田監督からのメッセージ映画です。2013年公開。
このデジログへのコメント
じっくり見たい作品ですね。私も地方出身者なので作品に入っていけそうです。
> sei23さん
地方の両親の気持ちも東京の子どもの気持ちも手に取るようにどちらもわかるようにうまく作られています。夏に帰省した時のことと思いがダブりました。
寅さんシリーズ大好きのしじみは、山田洋次監督作品は
見たいですね^^
> しじみさん
寅さん観たことないですが、山田監督が持ってるスペックをフル導入してるなとは感じました。
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