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成程話:三杯の茶
2012年11月18日 22:22
[三杯の茶(三献茶)]と呼ばれるエピソード。
ある時豊臣秀吉は野山で鷹狩りを楽しんでいた。
途中、喉が乾いたので、近くのお寺に立ち寄り[喉が乾いた。茶を飲ましてくれ]と所望した。
中から現れたのは和尚と7歳くらいの小坊主だった。
小坊主の目にも目の前にいるのが秀吉であることはすぐに分かった。
小坊主は奥へ引っ込んだかと思うと、すぐにお茶を持って現れた。
秀吉は受け取ったお茶をうまそうに一気に飲み干した。
すると間もなく、再び小坊主が奥からお茶を持って現れた。
秀吉が和尚と話をしながらそのお茶を飲んでいると、また小坊主がやって来て[お茶室の用意ができました]と言って、秀吉を奥へ案内した。
この小坊主の気の利いたもてなしに、秀吉はいたく感心した。
暑い中を喉が乾いて寺へやって来た。
何はさておき、ぬるかろうが出がらしだろうが早く出すのが大切とばかりに出てきた一杯目。
そのうちにお湯をわかし、お茶の葉もかえて出てきた二杯目。
そして、その間に準備したお茶室への案内――。
ここまで苦労に苦労を重ねて出世してきた秀吉には、小坊主の気配りが痛い程に分かったのだ。
[和尚、貴方の指図によるものか?]
[いいえ、中々気転の利く子供でして…]
秀吉は和尚に頼んで、その小坊主を城に連れて帰り、小姓にした。
その小姓こそが、後に関ヶ原の戦いで西軍の大将をつとめた、石田三成その人だった。
[人の気付かない所に気を配り、どんなリスクも恐れず、誰よりも大きな夢を抱き、不可能に挑戦する]
byハワード・シュルツ(スターバックスコーポレーション会長)
このデジログへのコメント
この石田三成の話は聞いたことあり。
栴檀は二葉より芳しい
松山市の河内人さん:有名な話かも
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