いろいろ考える

毎日、いろんなことを考えていますが
その考えていることというのはほとんどが
漫画の結末をどうしようとか、良いネタがないかとか
そういうことだったりします。

大概の場合、ネタが思いついても
そのあとの展開や続きが思い浮かばなくて
脳内でお蔵入りしてしまうこともおおいけれど　
一応ネタとしてストックしているので
現実世界でなにかきっかけがあるとそのストックが
ポンと思い出される時がある。

その中で
私がちょっと前から考えていた
男性への性的虐待というテーマがあった。
男性は幼い頃に通っていた教会の神父さんに
虐待されてそれを心の中にしまって生きているんだけれど
自分の中の性欲と、過去の記憶の間で非常に悩んで生活している。
そのまま大学生になったんだけれどもあんまり人とかかわらずに生きている。

彼は大学で心理学を専攻している女性と出会って
その人と親しくなって彼女と親しくなる。
彼の心の闇に気がついた彼女は彼を催眠療法で
治療しようとするが彼が語った過去は
彼女の父親が彼を虐待していたという事実なのであった。

彼女は自分の父親と彼と一緒に裁判を起こすことにする。
しかし、父親はなかなかその罪を認めない。
それどころか、娘を閉じ込めて彼と合わせないようにしたりする。

…
ここまでは思い浮かんだんだけれど
ラストをどうしようかいなーと思っていたんだけれど
ハッピーエンドなら
裁判に勝って、主人公は傷を乗り越えて生きていく…という
感じになるんだろうけれど。
それじゃああんまり心に響いてこない（ようなきがする）

で、思いついたのが
主人公が彼女を強姦して殺害するというラストだった。
いきなりそれがオチかよって感じだけれど
自分の最愛の娘が奪われるのと
彼が受けた傷の重さと
彼女の存在の利用の仕方を考えると
それが一番突き刺さってくるラストだなと思ったのだった。

殺人といっても、あれです
彼女がそうするように頼んだ。
（介護疲れの夫が介護される妻に頼まれて泣く泣く殺すような）
という形にすれば、いいかなと思ったのでした。
父親を殺すのもありますが、その場だけだろうし
この先生きていく中でトラウマを追わせてやるほうが
致命的になるだろうとおもったのでした。

まあ、ジャンルとしては青少年ものじゃないですね。